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駒沢をトライアスリートのメッカに!?

仲間と寝食をともにし、奮闘したアプリ開発の経験を経て、今はフリーランスのWEBデザイナーとして活躍中の菊池さん。時間に融通が利くようになったメリットを最大限に活かすべく、2016年から駒沢近辺へと移り住んだそう。
「決め手はランナーのメッカである駒沢公園の存在です。今ではランニングが日常に溶け込んだライフスタイルを送ることができていますが、そうしやすいように駒沢に引っ越しました。いつ、どの時間でもストレスなく、継続して走れるようになりましたね」。
菊池朋明
走るのは主に夜。自宅で仕事をしているため、仕事を終えてから寝床につくまでの間に、ランニングをマインドセットの区切りとして挟むのだ。
ランニングを通じて多くの友人ができたため、駒沢公園を走っていれば誰かしら知り合いにも会える。事前に予定を合わせて一緒にトレーニングし、ビールで乾杯をして1日を終えることも。
ちなみに仕事でもランニング関係の案件が増えてきており、今話題のTWOLAPS TRACK CLUBのホームページに関わったりと、仕事とプライベートの垣根がない、シームレスな感じがまた楽しい。
「そんなこんなで駒沢周辺に同世代のトライアスリートが集まってきていて、楽しいコミュニティが生まれています。最近、駅前にティップネスができたのですが、そこは入浴施設に力を入れていて、バチバチに冷たい水風呂があって言うことナシなんです。駒沢、サイコー(笑)」。
菊池朋明
なぜ走ることにここまでハマれるのか?
「RPGゲームのように、コツコツとレベル上げをしていく感覚をつかむことがポイントかもしれません。自分の動作を撮影し、あーだこーだと考え、改善をして少し速くなる。この一連の作業を楽しめることで、いい感じに継続できているんだと思います。
走り始めたばかりの人であれば、なおさら伸びしろが大きいでしょうし、誰かと比べることなく、対自分の成長を実感できるのも魅力だと思います」。
おまけに体型も変化しますよ、とのこと。ちなみにスイムもすれば、上半身までたくましくなれるのでなお良し。菊池さんほどの超トップを目指すかはさておき、トライアスロン、やってみませんか?
菊池朋明
RUNNER’S FILE 39
氏名:菊池朋明
年齢:33歳(1988年生まれ)
仕事:フリーランス WEBデザイナー
走る頻度:週4~5回、10~15km程度
記録:フルマラソン3時間2秒(2018年、古河はなももマラソン)、アイアンマン・バンセン70.3km 総合7位
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「Running Up-Date」
ランニングブームもひと昔まえ。体づくりのためと漫然と続けているランニングをアップデートすべく、ワンランク上のスタイルを持つ “人”と“モノ”をご紹介。街ランからロードレース、トレイルランまで、走ることは日常でできる冒険だ。 上に戻る
礒村真介(100miler)=取材・文 小澤達也=写真


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