パテック フィリップといえば「ノーチラス」。言わずと知れた超人気モデルが今、多くの話題を振りまいている。
度重なるニュースもようやく落ち着いたかと思える今、状況を俯瞰して見てみよう。
▶︎「ノーチラスのセンス良すぎるデビュー、ウエットスーツにもスーツにも」は
コチラから
人気カラーの廃盤! からの新色デビュー! からの……
2006年のデビュー以来、「ノーチラス」の人気を支え続けたのは、ステンレス製3針モデル(Ref.5711/1A)ブラック・グラデーションのブルーダイヤルとホワイト文字盤だ。
その生産が終了すると、2021年1月に発表された。
たくさんの“予約”もあるなかでの突然の発表に、世の時計好きは驚愕。「ノーチラス、どうなるの?」と囁かれていたところに、まさかのニュースが舞い込む。
それが新色、オリーブグリーン・ソレイユ文字盤の誕生である。
さらには、同一の文字盤を使用し、ベゼルに約3.6カラットものダイヤモンドをあしらったモデルの登場も話題をさらった。
ご存知のように、今年は多くのブランドからグリーンダイヤルのリリースが相次いでいるが、「ノーチラスよ、お前もか」と言うのは間違っている。
なぜなら、2019年に「アクアノート」の新色としてカーキグリーンをいち早く採用していたのがパテック フィリップ。その先見性は確かだろう。
※アクアノート誕生の経緯から今年の狙い目はコチラ。そして、新色のオリーブグリーン・ソレイユ文字盤が発表されるのとほぼ同時に、また、驚きのニュースが飛び込む。
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