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ウォッチボックスにもエコロジーの精神を

非売品(時計購入時に付属)/ブライトリング(ブライトリング・ジャパン 03-3436-0011)

BREITLING
ブライトリング/ウォッチボックス

既に漁網をはじめとする海洋のナイロン廃棄物を再利用したエコニールヤーンのストラップを手掛けるブライトリングは、ペットボトルをアップサイクルしたウォッチボックスを2021年から導入した。
布地から箱の開閉用プッシュボタンまでリサイクル素材のみを使い、折り畳み式にすることで現行ボックスのほぼ半分まで小さくした。新しいボックスはファクトリーからそれぞれの市場に直接運搬でき、輸送距離が平均30%近く短縮し、輸送におけるCO2排出量も従来に比べて60%以上減少している。
またパッケージ内容も平均12点から、ボックス、ピロー、クイックスタートガイドの3点に絞る一方、ピローはトラベルポーチとして使えるようにデザインした。抜け目ない実用性の高さもこのボックスの大きな魅力と言えるだろう。
 

時計にもボックスにも産業廃棄物を再利用

リサイクルプラスチックケース、44mm径、自動巻き。18万4800円/アルピナ(フレデリック・コンスタント 0570-03-1988)

ALPINA
アルピナ/シーストロング ダイバー ジャイル ジェンツ オートマチック

環境に配慮したブランド初の時計は、インド洋で回収した漁網を再生したプラスチック70%と、グラスファイバー30%の素材をケースに使用する。
これに再生ペットボトルのNATOベルトを備え、リンゴの廃棄物を再利用した植物由来のレザー風ベルトが付属する。

さらに特製ボックスや梱包材、リーフレットも再生素材を使用する。
 
作木正之介=写真 柴田 充、髙村将司、オオサワ系、まつあみ 靖、戸叶庸之=文


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