OCEANS

SHARE

“地球のウェルネス”も考えなければ


人生の大部分を海とともに生きてきたロブは、その環境問題についての教育を広めるために「ロブ・マチャド・ファウンデーション」を2004年に設立。長く活動を続けている。
ペットボトル削減のためにウォーターサーバーを地元の学校や施設に設置、定期的なビーチクリーンなどを通じて、特に若い世代に向けて環境問題の啓蒙に努めているのだ。
「いちばんの目的は、次世代の若者たちのためにこの地球をより良い状態で残していくこと。素晴らしいギフトである地球を守り、リスペクトし、恩返ししていくことを伝えていかなくちゃね」。
息子のジャクストンと。トレーニングというよりは遊びながら、楽しくカラダを動かすことがウェルネスの秘訣だ。
大好きな家族を得て、そしてその家族と過ごすかけがえのない時間を経験して導き出した結論なのだろう。“地球のウェルネス”があってこそ、自分たちのウェルネスライフが実現できるのである。
最後にソフィーが、今すぐ、誰にでもできるウェルネスのコツを教えてくれた。
「それはずばり、笑うこと。僕たち家族は家にいるときも旅先でも、いつも笑っているんだ。笑うことですべてのことが緩やかになり、楽しいことがずっとキープされるってわけ。
ウェルネスの本質は意外に単純で、人生を楽しむことに尽きる。決して働くために生きてはいけないよ」。
ロブ・マチャド●1973年生まれ。南カリフォルニアのビーチタウン、カーディフ出身。かつてコンテストのシーンでは世界ランク2位の実績を持っていたが、競技を辞めてから、「フリーサーファー」というプロサーファーの肩書きを確立したレジェンド。現在はサーフボードのプロデュースや環境保護活動など、幅広い分野で活躍を続けている(instagram@rob_machado)。
朴 玉順(CUBE)、山本雄生、山城昌俊、鈴木泰之、宮前良将(Seven Bros. Pictures)、Rip Zinger=写真 水嶋和恵(La Plage)=ディレクション 加瀬友重、菊地 亮=編集・文 シーホース=翻訳・取材 小山内 隆、押条良太(押条事務所)、髙村将司=文 FLUX CONDITIONINGS、MALIBU PYRAMID HOUSE、LIBERTYHILL CLUB=撮影協力


SHARE

次の記事を読み込んでいます。