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ルール④ ランニングシューズはマスト!

ナイキの「ズームX ヴェイパーフライ ネクスト% 2」。
筋金入りのランナーとあって、ランニングシューズには並々ならぬこだわりがあるようだ。
「シューズに関してはパフォーマンスを発揮できるランニングシューズがマスト。ニューバランスの990やコンバースのオールスターといったライフスタイルシューズが乗用車だとしたら、ランニングシューズはF1カー。各メーカーの最先端の技術が搭載されているので、走りにおいて絶大な信頼を寄せています」。
ホカオネオネのエントリーモデル「クリフトン8」はクッション性に優れる。
毎シーズン、最新のランニングシューズを集めるうちに、所有数がなんと100足(!)を超えていたという。
「家族には『足が何本あるの?(笑)』と言われますが、ランニングシューズもファッションの一部と捉えているので、収集をやめられませんね。ファッション的なシューズを履かなくなったからこそ、派手めの色を選んでコーディネイトのアクセントにしています」。
好きなブランドは?と聞くと「特に決めていません」と答える牧野さん。いろんなブランドのシューズを履くことで、バランス感覚を養うようにしているとか。
 

ルール⑤ “走れるバッグ”の筆頭はリュック!

ビジネスやプライベートでは、PCやノートを入れるバッグが欠かせない。しかし、ランニング用のバッグだと小さすぎて入らない可能性が……。
「そういうときは、リュックを選ぶといいでしょう。僕が持っているのは自転車用のリュックですが、腰と胸にベルトが付いているので、走っても体が安定します。登山用のバッグも同じ原理ですよね。もちろんPCを入れても大丈夫です」。

マンハッタンポーテージとピルグリム サーフ+サプライ、エンジニアドガーメンツによるトリプルコラボのリュックは、約2年前に購入したもの。
ベルトが付いていないリュックでも、“あるもの”を使えば走るバッグに変わるという。
外付けのウエストベルトが単品で売っているので、これを活用しちゃいましょう! 何でも付けられるので、わざわざアウトドア仕様のリュックを買う必要はありません」。

牧野さんが教えてくれた5つのルールは、初心者でもすぐに実践できるものばかり。お気に入りのウェアをゲットすれば、ランニングのモチベーションにもつながるはずだ。
明日7月2日(金)は、「そのまま10km走れる普段着」のコーディネイト編。冒頭で紹介した3つのスタイルサンプルを詳しく解説する。お楽しみに!
齋藤ジン=写真


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