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2021.07.01

ファッション

ビームスの洒落ランナーが教える「10km走れる普段着術」。5つのポイントを解説!

ビームスでライセンスブランドのディレクションを担当する牧野英明さん。
牧野さんの普段のランニングスタイル。コーディネイトの詳細は明日の記事で公開!
人気連載「ランニングアップデート」の1人目として登場してもらった彼の普段着は「いつでも10km走れるファッション」がテーマだ。
牧野英明●ビームスの開発事業部でライセンスブランドのディレクションを行う傍ら、ランニングアドバイザーとしても活動。全日本マスターズ選手権の1500m(M35クラス)では6位入賞を果たすなど、ファッション業界屈指のスピードランナーだ。フルマラソンの自己ベストは2時間49分01秒。現在は夏の1500mレースと10月のフルマラソンに向けて日々トレーニングに励む。月間走行距離は300~350km。
果たして、どんな基準でウェアを選んでいるのだろう。話を深堀りすると、5つのルールが浮かび上がってきた。

ルール① スポーツブランドは選ばない!


「ランニングウェア=スポーツブランド」というイメージが定着しているが、牧野さんのポリシーはその逆をいく。
「走れる普段着の第一歩は、あえてスポーツブランドから離れてみることです。ブランドの枠を飛び越えることで、ファッションの幅が一気に広がるんですね」。
例えば、今着ているロンTはシーイーのものだ。
「この1枚があるだけでストリートっぽい、肩の力が抜けた印象になります。メッシュ生地を使っているので着心地も申し分ありません」。
シーイーのロンTは、切り替えの生地使いが面白い。
最近は数十年前と比較して、ファッションブランドでも機能性に富んだアイテムが格段と増えてきているという。
「まずはお気に入りのショップで運動できそうなウェアを探してみてください。意外とファンクショナルなアイテムがあることに気付くはずです。ひねりの利いたデザインも多いため、普段着としてもカジュアルに着こなせます」。

 

ルール② ケアがラクなこと!

今でこそ“走れる普段着”で出勤しているというが、「ビームス プラス」にいた頃は、機能服とはほぼ無縁の生活を送っていたという。
「ビームス プラスは、ビームスの中でも特にオーセンティックなレーベルです。当時は、革靴とコットン100%のTシャツばかり身に着けていましたね(笑)。
ですが、3年ほど前にふと普段着とランニングを一緒にしてしまったほうがいいんじゃないかと思って、機能目線でウェアを選ぶようになりました」。
ビームス プラスでの勤務スタイル。
そこで、牧野さんが重要視しているのが“ケアのしやすさ”だ。
メンズウェアってもとを辿ると、ほとんどがスポーツウェアなので、ぶっちゃけどんな服装でも走れると思っています。ただ、その中でもアフターケアのしやすさは欠かせません。具体的には、洗濯機で洗いやすいものや、吸水速乾に優れたものがそれにあたります」。
天然繊維か化学繊維か、素材は機能性によって使い分けるといいという。
昨年12月にローンチしたばかりの日本ブランド「ヒアネス」。ウールならではの着心地の良さが人気。
「天然繊維も化学繊維も長所と短所があります。こちらは、ヒアネスというブランドのもの。17.5ミクロンという極細のメリノウールを使っているのですが、吸湿性に優れ、汗冷えを防いでくれます」。
 

ルール③ 動きやすいもの!

機能面では、“動きやすさ”も忘れてはいけない要素。
「パンツでいえば、イージーパンツのように外付けのベルトがなくてもいいものを選んでいます。中にドローコードが付いているパンツが理想ですね。あと、デニムでも肌につかない程度のバギータイプなら、全然走っちゃいます(笑)」。
牧野さんが愛用するSSZのショーツ。ウエストにはドローコードが付いていて、フロントにサイドポケットと大きめのジップポケット、その中に小さいポケットがある。
ゆったりとしたサイズの服を着ることが多いというが、細身のシルエットの場合は、ストレッチが利いたものを選ぶといい。
「動きやすさという意味では、いかに身に着けるモノを減らすかも大事。僕は基本手ぶらでいたいので、ポケットがたくさん付いたパンツに、財布やスマホなどを入れいています」。


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