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シューズを引き立てる、グッドデザインのソックス

リピート癖はほかのアイテムでも。特に小物類は、各ジャンルでお気に入りが決まっているそう。
健ちゃん練
「ランニング用のソックスは、全部『フィーチャーズ』というブランドのものです。スポーツソックスの分野ではアメリカを代表するリーディングカンパニーで、日本人では選ばないようなカラーリングが特徴。単体だと派手に見えますが、不思議とシューズのデザインを際立たせてくれるんです。
それからこれもアメリカらしい点ですが、作りがとってもタフ。走っていると破れてくるソックスが珍しくない中、フィーチャーズに変えてからは一度も破れていませんね」。
健ちゃん練
スポーツ用のサングラスもいろいろと試してきたが、オークリーに落ち着いたそう。
「フロッグスキンが一番自分の顔に合うような気がしています。掛けたときに眉毛がしっかり隠れるシェイプがしっくりくる。度入りにして、なおかつレンズカラー別で何本か揃えているので、気象条件などに応じて使い分けています」。
健ちゃん練
自転車乗りにファンの多いブランド、シーシーピーの「ソアリネンビーニー」。
毎朝のルーティンである運動時に欠かせないのがキャップだ。
「前日にどれだけ飲んだとしても、朝起きて必ず走るようにしているのですが、そのときに欠かせないのがこのキャップ。
麻のような質感の化繊素材なんですが、通気性と汗抜けが抜群でムレ蒸れ知らず。これで起き抜けの髪をまとめて、フロッグスキンを掛けて玄関を飛び出しています」。
コーディネイトの際、迷わず手に取れる“マイ定番アイテム”が決まっていると、ランニングを毎朝のルーティンにしやすい。
アイテム以外でも、トレーニング前後にはアミノ酸系のサプリメントを欠かさないとか、脂質代謝優位の体質へシフトさせるために毎晩MCTオイル入りコーヒーを飲むことなども習慣にしているそう。
ランニングを無理なく習慣づけて楽しむために、自分なりの定番アイテムを見つけることから始めてみるのもアリだろう。
健ちゃん練
RUNNER’S FILE 37
氏名:松永健士 
年齢:38歳(1983年生まれ)
仕事:アパレル関連 本部長
走る頻度:毎日。月間走行距離で300kmほど
記録:フルマラソン2時間46分(2021年、なにわ淀川マラソン)
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「Running Up-Date」
ランニングブームもひと昔まえ。体づくりのためと漫然と続けているランニングをアップデートすべく、ワンランク上のスタイルを持つ “人”と“モノ”をご紹介。街ランからロードレース、トレイルランまで、走ることは日常でできる冒険だ。 上に戻る
礒村真介(100miler)=取材・文 小澤達也=写真


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