現在の製品ラインナップは約2万点!
45年前にBBQコンロからスタートした彼らの製品は、2021年現在は約2万点もの製品を展開する規模にまで成長を遂げた。
その展開はキャンプ用品にとどまらず、自転車やカヤック、SUPなどの開発も手掛けている。
’16年には40周年という節目を迎え、近年のアウトドアスタイルを鑑みた新しい提案の形としてプロダクトブランドをいくつか設立している。
質とデザインを求めるナチュラル志向のキャンパーへ向けたシリーズ「CSクラシックス」。都会的でスタイリッシュな空間を演出するブラックカラーでまとめた「CSブラックラベル」。野外フェスなどにもマッチする遊び心あるデザインが魅力の「キャンプアウト」。
どれもキャプテンスタッグとしての基本的な方向性は変えずに、品質と価格のバランスを第一に考えた、手頃な製品を継続して展開している。
私事ではあるが、筆者がアウトドアで遊び始めたばかりの頃、子供の少ないお小遣いで買えた本格的なギアは、ホームセンターに並んでいたキャプテンスタッグ製品だけだった。
それから二十余年。牡鹿に導かれ、気がつけばアウトドアにどっぷり。選択肢がなかった当時から、選択肢が豊富になった今も変わらず、お世話になり続けている。
[問い合わせ]キャプテンスタッグ0256-35-3117www.captainstag.net/「Camp Gear Note」90年代以上のブームといわれているアウトドア。次々に新しいギアも生まれ、ファンには堪らない状況になっている。でも、そんなギアに関してどれほど知っているだろうか? 人気ブランドの個性と歴史、看板モデルの扱い方まで、徹底的に掘り下げる。
上に戻る 連載「Camp Gear Note」一覧へ池田 圭=取材・文 矢島慎一=写真