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2021.06.20

ファッション

これぞ極上!丸編みニット先駆者「カネマサ」が作るTシャツは新感覚で超贅沢

1964年の創業より設備投資と素材開発に取り組み続け、現在では国内外の名だたるブランドにニット生地を供給している和歌山のメーカーがカネマサ莫大小だ。
そのオリジナルブランドがカネマサ。極上のハイゲージTに、長年培ってきた技術を余すところなく注いでいる。
高密度な極上素材!丸編みニット先駆者「カネマサ」が作るTシャツは新感覚で超贅沢だ
ベーシックな白と黒、ビビッドな赤、スモーキーなグレーおよびグリーンという全5色を用意。世界を知る生地メーカーを母体とするファクトリーブランドならではの独特なカラーバリエーションといえる。各1万4000円/カネマサ 073-423-1295 
「独自のスーパーハイゲージ組織の生地密度は従来のTシャツの約2倍。上質なヌメリ感と光沢があり、程良い膨らみを持つ新感覚の生地です」(企画営業・佐野新季さん)
[Point1 丸編み]Tシャツの肝であるハイゲージのニット地は、この丸編み機から生まれる。天然素材を使って36ゲージの高密度で編み立てる技術は、カネマサ独自のもの。
素材の綿糸はサステイナブルにもこだわって自社開発した「スピンリサイクルオーガニック」。コットンでありながらその肌触りはシルクのように繊細で上質だ。
[Point2 自社開発の糸]リサイクル原綿とオーガニックの超長綿をブレンドした、高品質&サステイナブルな素材。36ゲージのニットを編み立てるには、上質な系でなければ耐えられないのだ。
もちろんTシャツらしいタフネスも備える。伸びにくい襟を採用し、強度の高い縫製で仕上げている点が頼もしい。
[Point3 ネック]伸びが出ないように、バインダー襟を採用。すべて二本針オーバーロックで縫製することで、強度を確保。洗濯後も縮まず、型崩れしにくいのがいい。
「パターンをオーバーサイズに取ることでこだわりの生地を贅沢に使用した一枚です。一度袖を通して、生地の光沢や質感を楽しんでほしいですね」(佐野さん)
 
清水健吾=写真(取材) Taichi=写真(静物) 来田拓也、星 光彦、野上翔太=スタイリング 加瀬友重、早渕智之、大木武康=文


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