特集
OCEANS Fashion X Talk
──いくらでも出てきそうですね(笑)。おふたりがこうやってヴィンテージTを掘り続けるうえで、最高の瞬間っていつですか?
山口 僕はいいものを仕入れて店に並べたときですね。遊びに来た友達に「ヤバいでしょ?」
って(笑)。
高橋 (笑)。僕は去年、写真展を企画したときにそれを感じました。フォトTを作ったんですけど、すごいうれしかったなぁ。体験とセットで安くTシャツを提案したいとずっと思っていたから、それができたのは Tシャツ屋冥利に尽きるなって。
山口 確かにそうですね。
高橋 あと、『永遠に僕のもの』というアルゼンチン映画の公式Tを作らせてもらえたのもうれしかった。
──それが何年後かには実際に古着屋に並ぶかもしれませんね。
高橋 そうなんですよ。俺自身も別に古いものだけがいいとも思わないから、今もギャラリーとか美術館に行って、良さそうなTシャツがあったら買うようにしてます。
──今も具体的に探しているジャンルってあるんですか?
高橋 そこまでないかなぁ。好きな映画のものが適正価格で出てきたら買おうかなってくらい。
山口 僕はずっと欲しいのがあって。ビースティ・ボーイズのロンTですね。袖にカタカナでビースティ・ボーイズって入って、後ろに飛行機がプリントされたヤツ。でも、着られるサイ
ズは出ないなぁ(笑)。今着るとしたらXXLとかだろうから。
高橋 難しいね、それは(笑)。
山口 まぁ、マイサイズじゃないからこそ心置きなく店に出せるっていうのはありますけどね。
高橋 名残惜しくなっちゃうもんね、マイサイズだと(笑)。
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