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どこが変わった?「エクスプローラー Ⅱ」

1971年、ロレックスは新たな挑戦として、探検家たちのために「エクスプローラー Ⅱ」を発表した。
いかなる環境にも耐え抜く「エクスプローラー Ⅱ」の設計思想は今も昔も変わらない。「オイスター パーペチュアル エクスプローラー Ⅱ」オイスタースチールケース、42mm径、自動巻き。89万8700円/ロレックス(日本ロレックス 03-3216-5671)
このモデルは、洞窟や極地などの昼夜の区別がつかない過酷な環境での着用を前提に考案されたもので、オレンジの24時間針、24時間表示が刻まれたステンレス製のベゼル、カレンダー表示、リュウズガードなどを新たに採用することで「エクスプローラー」の上位機種としての立ち位置を明らかにした。
「オイスター パーペチュアル エクスプローラー Ⅱ」オイスタースチールケース、42mm径、自動巻き。89万8700 円/ロレックス(日本ロレックス 03-3216-5671)
2011年以来のアップデートで「エクスプローラー Ⅱ」が選んだのは、“変わらないまま進化する”というアプローチだった。
「エクスプローラー」とは違って、サイズの変更を含め、外装に前作との大きな違いは見られない。
その一方、ムーブメントは2018年に発表されたCal.3285を採用することで、精度、耐衝撃性、耐磁性能などの向上のほか、パワーリザーブは約70時間に延長されている。
文字盤には24時間針と合わせてオレンジでモデル名が記されている。
ロレックス最強のアドベンチャーウォッチの姿勢は、いついかなる時もブレることはない。
決して華美ではなく、目的に応じた進化を追い求める「エクスプローラー」の歩みは、ストイックで力強い。
 
[問い合わせ]
日本ロレックス 
03-3216-5671

戸叶庸之=文


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