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現在展開するアイテムはクルーネックのスウェット、長袖Tシャツ、半袖Tシャツ、ハット類といったところ。服は“襟なし”がアンタイのアティテュードだ。リーズナブルな価格設定にも理由がある。
「今はできるだけ多くの人にアンタイの活動を知ってほしい。そして誰もがゴルフを好きになってほしい。だから、幅広い層が手にとれる価格にしているんです」。
ゴルフティーを骨で表現した、アナーキーなプリント柄。キャッチーなデザインである。タータンチェックのスラックスを合わせれば、現代的解釈の“パンクス・ゴルフスタイル”が完成する。カットソー7150円、ハット5280円/ともにアンタイ・カントリー・クラブ instagram@anticountryclubtokyo
その販売方法にも驚かされる。アンタイの服は現状、インスタグラムのDMを通してしか買うことができないのだ。
「身長、体重、体型、どんなふうに着たいかなどのメッセージが来て、それに一つひとつ返信して。うちは海外のフォロワーも多く、海外発送もやりますので、まさに四六時中DMの対応に追われている状況です(笑)。
さすがに今のフォロワー数でDMだけですとお返事もお待たせしてしまうので、もしかしたら直近にWEBサイトを立ち上げるかもしれないです。ただ当面はDMかな」。
アンタイのハットとスウェットに、裾をカットオフしたパンツを合わせる。色はすべてゴルフコースに映えるホワイトをチョイス。1980年代のBボーイを彷彿させる、懐かしくも新鮮なコーディネイトだ。スウェット9350円、ハット5280円/ともにアンタイ・カントリー・クラブ instagram@anticountryclubtokyo
早急にサイトを立ち上げ、サイズや数量を選択するテンプレート形式にすれば、楽になることは知っている。だがあえて、今はカスタマーとのコミュニケーションに労力を費やしているのだ。そこに、ゴルフに対する純粋な愛情が溢れているように思う。
「買ってくれた人が喜んでポストしているのを見つけると本当にうれしい。それだけで、苦労が苦労ではなくなってしまいますね」。
 
橋本 敦(KiKi inc.)、笹川陽介=ディレクション&スタイリング 片桐史郎=写真 加瀬友重=文


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