ドリーム=夢とは主に、夜に見るもの。ことキャンプシーンにおいては、日が落ちてから寝るまでの時間がスペシャルだ。全力で遊んだ日中とはまた別の感動が待っている。
幻想的な星空、遠くから聞こえる生物の歌。余分なものが削げ落ちた非日常といかに寄り添い、楽しむか。
テントの脇の焚き火を、ぼうっと眺めるだけでもいい。好きな酒を片手に、静かに語らうのもいい。すべてはあなたのアイデアとギア次第。
では、良い夢を。
▶︎焚き火派に届けるネタ
「ムラコ」のスタートーチ
チェアにゆったりと腰掛けて、暖かく揺れる炎を見下ろす。そんな従来の焚き火のあり方をセンス良く一変させたのが、こちらの大型トーチだ。
全高は実に120cm。ブランドらしい黒で統一されたミニマルデザインのスタンドは、漆黒の夜と見事に一体化。地面に座って見上げる炎は、そのネーミングに違わずきらめく星のように映るだろう。
当然スタンディングでも楽しめ、プッシュボタン式のポールにより素早い組み立て、分解が可能。さらには持ち運び専用ケースも付き、万全の構えで夜を彩る。
「エープラス」のボウル ウィズ ワイヤベース
思わず目に留まる、半球形のブラックボウル。実はこれが可動式になっており、任意に傾けることで中の火種を厄介な横風から守ってくれる。地面と水平にセットし網や鉄板を載せれば、そのまま小さな調理台にも。
「サンゾクマウンテン」×「ナイスタイム」のマウンコル オルテガ
アメカジフリークならきっと見覚えがあるであろう、側面に配された幾何学模様。メキシコはチマヨの伝統工芸品に用いられるプリミティブな柄が、揺らめく炎と美しい対比を描く。
黒皮鉄製により生まれる経年変化も、アメカジ好きにはたまらない。
ファンモンのモン吉さんも愛用している。
「フュアハンド」のタイロピット
パンチングの箇所と中央部の膨らみを見て、ピンときた方はお目が高い。筒型設計の内部は2重構造をとり、2次燃焼を利用して強力な燃焼炎を生み出すパワフルギアだ。薪が一気に燃えるため、煙が少なく後片付けも楽。
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