1人目・小林順平さんの場合
「夏のキレイめスタイルは『アリゾナ』でハズします」
ビームスのドレス部門のPR担当歴6年の小林さんは、学生時代からビルケンシュトックを愛用中。
「昔はビルケンシュトックにソックスを合わせるのがマイルールでした。でも、大人の渋さが出てきてから、素足の合わせがアリになりましたね」。
今も昔も、Tシャツやダメージデニムに素足でビルケンはラフ過ぎるのでNGだとか。
「シャツやウールパンツなど、ある程度“ちゃんとしている感”を演出したうえで、足元に抜け感をプラスすると、色気が出てカッコいい気がします。『一周回って、わかっているな』って思われそうじゃないですか(笑)」。
また、オールブラックの別注アリゾナは、通常モデルと比較して、チラリと見えるフットベッドに大きな違いがあると感じている様子。
「フットベッドも含めてオールブラックというところがキモ。ここが通常モデルのように茶色だとつま先から見えるので、コーディネイトのどこかで同系色を拾いたくなってしまいます。アッパーをスエードにして仕上がりを和らげているところも気が利いています」。
そして、小林さん曰く、ビルケンシュトックを履くうえでは“シーンを選ぶ”ことも大切だという。
「一発目のデートでは履かない。丸の内で映画を観てからディナーというコースに裸足でアリゾナも違いますね。満を持して『今日は鎌倉でも行こうか』ってなったときが出番です。ビルケンにもTPOはあるってことですね(笑)」。
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