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バンライフをかなえる車

7年前にサンフランシスコを訪れたとき、フォルクスワーゲン ヴァナゴンをたまたま見つけたんです。それがあまりにも格好良くて、そして僕のやりたいこと——後席に娘が座って、妻が横にいて、リアゲートを開けると愛犬も乗ってて、家族みんなでキャンプを楽しんでる——のイメージが鮮明に湧いてきました。
それで帰国してすぐにヴァナゴンを買いました。ルーフにポップアップテントがあって、車内には簡易なキッチンがあるというキャンパー仕様です。
それ以来、愛犬を含む家族全員でバンライフを満喫してます。金曜夜に仕事を終えると、そのまま妻と子供と犬をヴァナゴンに乗せて東京を出発。そして伊東で車中泊して、翌朝早くに僕はサーフィンをして、その後は家族みんなでキャンプを楽しむ。
そういったアクションを、わざわざ事前に宿を予約することなく「思い立ったが吉日!」的にできるというのがバンの魅力だと思います。特に我が家のように犬がいると、宿を取るのって大変なんですよ。でもヴァナゴンのキャンピング仕様があれば、愛犬も僕たちと一緒に旅ができる。
とはいえ、旅といっても大したことはしないんです。キッチンは付いてますが、お湯を沸かして、みんなでカップラーメンを食べるぐらい。でもね……そのカップラーメンが本当に美味しいんですよ。
バンライフをやってみたい人はきっと多いと思います。そんな人にはこのハイエースも最高の一台になると思います。
スタンダード カリフォルニア代表
阿久戸秀高さん
大学卒業後、オーストラリアへ遊学。帰国後、スノーボード関連会社へ勤務したのち、2003年に東京・恵比寿にアパレルショップ、スタンダード カリフォルニアを設立。
 

外遊びで映える旬なスタイル

空前のキャンプブームの波に乗って、「キャンプ場で映える車」が注目を浴びています。仕事柄、一年を通して全国各地のキャンプ場を駆け回っていますが、どこに行ってもアウトドア仕様の車をスマートに乗り回す、センスのいい人を見かけるようになりました。なかでも、海外発信のバンライフやオーバーランドスタイルが人気を集めています。
外遊びが似合う車にもいろいろありますが、やっぱり筆頭はハイエースです。
アウトドアギアを無造作に放り込める広大なラゲッジルーム、どこでも走れてどこでも止められる絶妙なサイズ感、幅広いユーザーに受け入れられるスタイリッシュな外観デザインなど、その素性はアウトドアの相棒として申し分なし。
一時は「低さが命」のエアロ&シャコタンスタイルが席巻していたハイエースも、今ではチョイ上げやルーフラックなどでサラッとコーディネイトしたアウトドア仕様がカスタムスタイルの最先端です。
AMJのハイエースは、まさにそんな時代を象徴する一台。サンドベージュ系ボディカラーだけでもイケてるのに、丸目フェイスでアウトドアにお似合いのレトロ感も演出しています。内装はウッド張りにして、屋根の上にはルーフテントを搭載。
これぞ、「見て良し、使って良し」の正しいジャパニーズ・バンライフスタイル。こんなイケてるハイエースでフィールドに飛び出したら、いつもとは違う景色を眺められるでしょうね。
キャンピングカーライター
岩田一成さん
自動車雑誌の編集を経て、独立。キャンピングカーで家族と1000泊以上の旅をした経験をもとに、雑誌、WEB、テレビ、トークショーなどでキャンピングカーの魅力を発信中。
 



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