Day 8 SUN.
かしこまった服装ばかりが正解じゃない。ユルい着こなしで相手の懐に飛び込む!
新プロジェクトの成功は農家との連携が鍵を握っている。マーシーは早速、協力を仰ぐべく地元の農家を回ることに。若手の生産者とはおおむね友好な関係を築いているが、実際はその父親と共同経営という農家が少なくない。承諾を得るには、ITビジネスに疎い父親世代にも納得してもらう必要がある。
悩んだのは服装。かしこまったスーツだと、かえって警戒される可能性があるので、自分らしいカジュアルスタイルで勝負することに。刺繍が施されたスキッパー襟のシャツにデニムシャツを羽織り、スウェットパンツという着こなし。足元も思い切ってサンダルを選んだ。
このユルめの着こなしとマーシーの人懐っこい笑顔が功を奏した。彼らに父親を紹介してもらうと、とんとん拍子に話は進んだ。
着回しアイテム【5】色落ちも機能性も妥協しないデニムシャツブランドの看板アイテム、デナリジャケットのポケットデザインをシャツに落とし込んだ意欲作。遮熱、接触冷感、吸水速乾、紫外線防止などの機能性を持つシェルテック糸で織られたデニムを使用。1万1880円/ワイルド シングス(インス 0120-900-736)
【9】パリの注目メゾンが生んだ“絵になる服”飾らないストリートスタイルが人気のフレンチブランドから。開放的なスキッパー襟のプルオーバーは、フロントや肩などに刺繍された幾何学模様がエスニックなムードを醸し出す。7万5900円/イザベル マラン オム(イザベル マラン 03-5772-0412)
【16】家着っぽく見えない計算されたシルエット裏地が起毛したコットン×ポリエステルの肉厚スウェットは丈夫でハリがあり、型崩れにも強く、頼れる一本。やや股上浅めのすっきりしたシルエットも大人の味方に。1万9800円/ブルックリン マシンワークス(ハンドイントゥリーショウルーム 03-3796-0996)
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