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2021.05.01

あそぶ

ナイキ史上最高の一足を実地テスト。世界最速の男も頼るスペックは一般ランナーにどう効果する?

「勝手に履いて“RUN”キング」とは…… 
寒さでくすぶっていたランニング欲も再燃。今はまさに絶好のランニングシーズンだ。
そして、年度が変われば心機一転、身の回りのアイテムを新調したくなるのも人の性。ランニングギアもフレッシュな顔ぶれを揃えたい。
そのうえでナイキのランニングシューズは絶対に無視できない。国内外はもちろん、2021年の箱根駅伝では出場選手のうち、95%以上が着用したほどだ。

ということで、ナイキのランニングシューズを試走することに!
ナイキのパフォーマンスカプセルコレクション「NSRLコレクション」のビジュアルにも登場した新岡 潤さんとともに、現在展開されている注目のモデルに足を通してみた。
新岡 潤●B.LEAGUE アルバルク東京でのマネージャー経験から、スポーツやファッションイベントのトークショーMCや試合実況・解説、ライターとして活動。2020年の映画出演をきっかけに俳優やモデル業も手掛け、活躍の場を広げている。
まずは話題作「ナイキ エア ズーム テンポ ネクスト%」から。同モデルは、新岡さんも日頃から愛用しているお気に入りの一足だという。
「“ネクスト%”といえば、(非公式ながら)人類史上初のフルマラソン2時間切りを達成したエリウド・キプチョゲ選手や、前日本記録保持者の大迫傑選手、現日本記録保持者の鈴木健吾選手も愛用している『エア ズーム アルファフライ ネクスト%』が広くメディアで取り上げられましたよね」。
エア ズーム アルファフライ ネクスト%は多くの世界のトップアスリートがレースで着用しているモデル。もしかしたら「自分にはまだちょっと……」と思っている人もいるかもしれない。
「『ナイキ エア ズーム テンポ ネクスト%』は、『アルファフライ』の優れた機能性を踏襲しながら、耐久性や安定感を高めています。なので、僕らのような一般ランナーでもその恩恵を十分に受けられるように設計されているんです!」。

この「ナイキ エア ズーム テンポ ネクスト%」は、アルファフライのイノベーションを引き継いだトレーニングシューズと位置付けられていて、スピードアップを目指したトレーニングにも最適な一足。
特徴的なディテールは、前足部で可視化されているズーム エアである。

「普通、シューズのクッションはかかとに多く搭載されているイメージがあるかもしれませんが、『ナイキ エア ズーム テンポ ネクスト%』のズーム エア ポッドはシューズ前部に搭載されています。シューズに意識を向けて走ってみたのですが、走行時、蹴り出すのはつま先になるので、これのおかげでしっかりと前への推進力を感じることができました」。
また、『ナイキ エア ズーム テンポ ネクスト%』のミッドソール内には、フルレングスのプレートが搭載されている。
このプレートはズーム エア ポッドに安定感を提供するのみならず、ストライドごとに足を前に押し出すような感覚を生み出す。
さらに、プレートはカーボンではなく合成素材で、長距離でも快適に走れるように、レースシューズで使われるプレートよりも柔らかめになっている。
さすがはキプチョゲ選手らの意見を取り入れた、ナイキの技術を結晶だ。

そんな新岡さんは日頃、どのようなシーンで『ナイキ エア ズーム テンポ ネクスト%』を愛用しているのだろうか。
「10km以上の長距離を走るときは、かなりの頻度で着用しています。設楽選手も言っていたのをインタビュー記事で見たのですが、ラン後のダメージや疲労感がほかのシューズとは全然違いますね。
よく、マラソンでは“30キロの壁”と言われますけど、ランニングの後半の疲れたときにこそ、シューズが持つ機能性に頼りたくなります。僕も色々なランシューを試しましたが、キツいときにシューズがどれだけ足を楽に運んでくれるかは、長距離ランではとても大事な要素です」。

「一般ランナーの方は、本業で別の仕事をしているはずです。リフレッシュ目的でもあるランニングで疲れてしまったら本末転倒。なので、個人的に『ナイキ エア ズーム テンポ ネクスト%』は、日頃のランでもしっかりと負荷をかけたい中級ランナーや、タイム短縮を意識して走っている方にオススメの一足だと思います」。
耐久性と安定感がありながら、足の運びを後押しし、自身のランニングレベルを高めてくれるこのシューズを新岡さんは終始絶賛。
ただ、ナイキはほかにもさまざまなタイプのシューズを展開しており、それぞれに秀でたポイントがある。
さて、次はどのモデルを履いてみようかな。
「勝手に履いて“RUN”キング」とは……
テクノロジーの進化の賜物か、ランニングシューズの日進月歩が止まらない。どれもこれも良さそうだが、つい目移りして何を買っていいのやら……ってアナタのために、話題のモデルを履いて検証!
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市川明治=写真・文


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