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2021.04.30

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ヴィンテージカーも話題の新型も気分で乗り分けられるカーシェア「エニカ」が話題

最新のポルシェやメルセデス・ベンツ、クラシカルなヴィンテージカーなど、乗ってみたい憧れの車はたくさんある。でもそれらを気分で乗り分けるのは、難しい。
この“手”を使わない限りは。

「エニカ(Anyca)」である。
これはいわゆるカーシェアサービスなのだが、企業が用意した車を個人利用する一般的なカーシェアとは異なる。
車を登録した個人オーナーとそれを使いたい利用者をマッチングし、個人間で車をシェアする新しいサービスなのだ。
シェアできる車種を見ると、ポルシェやテスラなどの高級車をはじめ、1950年代のカフェレーサー型ジャガー、ヴィンテージのワーゲンなどの旧車までがズラリ。オープンカーからSUV、バンまで幅広く揃い、車種はなんと750以上ある。
今の季節、最高に気持ちいいポルシェのオープンカーもラインナップ。
個人所有の車だからこその豊富なラインナップだが、最近はこのサービスにアウディやランドローバー、シトロエンなどのディーラーも参入してきている。
ディーラーが所有する車に好きなだけ乗れるため、数時間だけの一般的な試乗とは違い、新車で遠出なんてこともできる。気を遣わず自分の車のように乗り回せるので、購入を考えている車種があれば、気軽に乗ってみるのもいい。
アウディの電気自動車「イートロン」も借りられる。
具体的な利用方法は、スマホのアプリを通じてドライバーが乗りたい車を検索。気に入った車を見つけ、受け渡しができるエリアや金額などの条件が合致したらオーナーへ「予約リクエスト」を申請する。
オーナーが「予約リクエスト」を承認すれば予約確定だ。待ち合わせや時間などを決めて、車の受け渡しを行う。
ドライバーは運転を楽しんだあと、返却時間までにオーナーのもとへ車を返却するという流れだ。
スマホにダウンロードしたアプリで車を解錠することができる「エニカキー(AnycaKEY)」。
またコロナ禍でありがたい非接触での車の受け渡しにも対応している。
ドライバーがスマートフォンで車の鍵を開けられるサービス「エニカキー」に対応している車であれば、直接顔を合わせることなく引き渡しができるのだ。
これによりオーナーは鍵の受け渡しや車の返却対応のために予定を空けておく必要もなくなり、ドライバーも予約しやすいというメリットがある。
もちろん料金のやり取りも、すべてエニカを介したカード決済で行われるため、現金は必要なし。支払い漏れの心配もないので、オーナー、ドライバーともに安心だ。
自分が欲しかった車を1日中乗り回せるから試乗するよりも購入を検討しやすいし、雑誌やネットで見るだけだったあのヴィンテージカーにも、このサービスがあれば実際に乗れるかもしれない。
車のラインナップは随時変更があるので、常に車の販売サイトをチェックしているような人は、一緒にこのアプリもチェックしておきたい。

[問い合わせ]

エニカ
https://anyca.net/
江口和孝=文


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