いつもの寝室ではなく、大自然のなかで眠ること。熟練者にとってはこれぞキャンプの醍醐味と言えるのだが、ビギナーにしてみれば高いハードルにもなってしまう。イタい、寒い、落ち着かない……。
いや、もう恐れることはない。ここで紹介する寝具の数々は、まさにドリームと形容すべき高級感や機能性を備えた優れモノなのだから。
「ジル サンダー+」のシュラフ
まるで、シンプルでグッドセンスなダウンジャケットをそのままアレンジしたような佇まい。「都会から抜け出した生活」をコンセプトに掲げるメゾンの矜持が、このシュラフに凝縮していると言っても決して大袈裟ではないはずだ。
シェル素材には撥水性のあるコットンとシルクを混紡し、なめらかな質感と嫌みのない光沢に。内蔵したミディアムフィルダウンは軽く暖かく、至高の羽毛布団となる。ロゴがあしらわれたフード部分に収納可能なパッカブル式のため、持ち運びもノンストレス。
「テンピュール」のアイマスク
見知らぬ天井に怯えることなく野外泊を楽しむのなら、視覚の遮断はいつも以上に有効な快眠への手立てとなる。
至福のマットレスでお馴染みの低反発素材「テンピュール」のスリープマスクは、格別の肌触りはもちろんのこと、目や鼻を必要以上に圧迫せずにいい塩梅のフィット感を約束。抜群の遮光性も頼もしい限りだ。
「バナーレ」の枕
ただの枕と侮るなかれ。まずは用途。通常の寝具のほか、クッションやネックピローにも変身するマルチプレーヤーなのだ。
そして、使い心地に直結する素材。キモとなるクッション部分には、宇宙開発のために作られたという「ピュアダイナミックメモリーフォーム」を搭載して優しい低反発を実現。カバーには伸縮性があって型崩れしにくい「ライクラ」を採用した。しかも洗濯可。
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