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2021.04.22

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古き佳き、新しき。ウールリッチのバッファローチェックが令和の春夏仕様で

黒と赤のシンプルなカラーブロックで構成された「バッファローチェック」。アメカジとともに青春を過ごしてきた世代なら、ビビッとくるものがあるはずだ。
実はこの柄、ブランケットやダウンでお馴染みのブランド、ウールリッチが起源である。

1830年、創業者のジョン・リッチ2世がアメリカ初の毛織工場を建設したことがきっかけで始まったウールリッチ。
南北戦争のときに、ブランケットやハンター用のジャケット、パンツなどを生み出してきた彼らが、ハンター同士で誤射しないよう視認性の高い模様として黒と赤の「バッファローチェック」を開発したという。
そんな伝統模様を用いたネルシャツが、過去のアーカイブにアレンジを加え、令和にコットン仕様で登場した!
「LONG SLEEVE AUTHENTIC FLANNEL SHIRT」2万5300円/ウールリッチ(ウールリッチ青山店 03-6712-5026)
まずは、チェックの形に注目して欲しい。
現行品は正方形のチェックが一般的だが、こちらは1949年頃から長きにわたり作られてきた「Rich’s Original Buffalo Plaid」と呼ばれる長方形のチェックを用いている。よーく見るとその微差に気付くはずだ。
一方、生地には定番のウールではなく、汎用性の高いコットンを採用。旧い織機で3本の糸を撚り合せることによって、経年変化を楽しめる風合いの生地を実現した。
言わずもがな、デニムとの相性は抜群。
シルエットやディテールにも工夫が見られる。
着丈の長さや襟元の幅などはゆとりを持たせ、現代的なシルエットを構築。一方、裾にはガゼットを取り付けたり、フラップ付きの胸ポケットをやや下気味に配するなど、ヴィンテージライクなデザインに仕上げている。
ボタンは、ウールリッチが1950年代頃に使用していたリム付き2穴ラウンド状を再現した。
しかも、着用と洗濯を繰り返すことで、デニムのように味わい深さを増していくという。こりゃ成長が楽しみだ。
古き佳き時代のデザインを現代的に再解釈した、新しい秀作。オーシャンズ世代なら特別な感情が湧くに違いない。
 
[問い合わせ]
ウールリッチ青山店 
03-6712-5026
www.woolrich.jp/


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