「春のお宝探検隊」とは…… ’90年代当時、足元の主役といったらハイテクスニーカーだが、それに勝るとも劣らない人気を誇ったのがレッド・ウィングだった。
アメカジ好きもストリート派もこぞって熱視線を注いだブーツの代表格が、今またトレンド最前線を爆走中。ということで、
藤原ヒロシさんとの最新事情や、
業界人が実践しているカスタム事例などすでにお伝えしているが、今回はショップを訪問。そしたら、30〜40代にはたまらない温故知新な3モデルに遭遇した!
突撃した店は……
レッド・ウィング・シューストア 東京青山
住所:東京都港区南青山5-4-29
電話:03-6450-5349
営業:12:00〜20:00(土・日曜、祝日11:00〜19:00)
水曜定休
https://redwingheritage.jp/
①ブランドを代表する2足を“いいとこ取り”!
――あの〜、キレイめなブーツを見たいのですが。角野 いらっしゃいませ。こちらへどうぞ!
接客してくれたのは…… ――ポストマンにチャッカ、オックスフォード……う〜ん、やっぱりいい!角野 レッド・ウィング好きの中には、スーツに取り入れたいという方も多くいらっしゃいます。そういう方はオン・オフ、両方履けるテイストのものを選ばれますね。
――その気持ち、分かる!角野 でしたら、おすすめのモデルがありますよ。
――サイドゴア? エラスティック?角野 こちらは、ポストマンロメオといいます。昨年の春夏にゴアテックスを使ったポストマン・オックスフォードが発売されましたが、こちらはポストマンシリーズの最新作になりますね。
――なんとも洗練された佇まい。角野 今回は、ポストマンとサイドゴアのロメオをミックスさせてポストマンロメオとして発表しています。
――いいとこ取りってワケですね!角野 そうなりますかね(笑)。もともとサイドゴアは人気モデルではあるのですが、ややカジュアル向けでした。それを短靴にすることで品行方正な趣に仕上げています。磨くとツヤも出るので、ビジネスでも履いていただけますよ。
――サイドゴアって脱ぎ履きも楽なんだよなぁ。角野 慣れてしまえば、それこそスリッポンのように気軽に履けると思います。
――黒ソールもスマート♪角野 クッションクレープというソールで、歩きやすく安定感も抜群です。
――インソールはばっちりレザー仕様ですね。角野 その方が足入れもスムーズですし、徐々に馴染んでいきます。これらの作りはもうずっと変えずにやっていますね。
――グッドイヤーウェルト製法ですよね?角野 そうですね。製造工程を表したパネルをご覧になれば、レッド・ウィングのことをより分かっていただけると思います。
――試着してもいいですか?角野 ぜひぜひ。
――おお〜、履きやすい!角野 かなりスッキリしているので。パンツの太さもそこまで気にしなくていいですね。
――気に入った! これください!角野 申し訳ありません……。実はこちらはサンプルで、店頭に並ぶのは5月末なんです。
――Oh……! 2/3