かつてのバンドブームに影響を受けたオーシャンズ世代なら、大人になって再びギターを手にしたくなる気持ちが少なからずわかるはずだ。
それがエレキともなれば当然、アンプが必要となる。しかし、場所をとるし、演奏できる場所も限られるしと、いろいろと制限がある。
そんなさまざまな問題をクリアできるのが、この「貼るアンプ」だ。
音響機器を制作するフルイド・オーディオから発売された、ポータブル・ギターアンプ「ストラムバディ」。
持ち運べるギターアンプで、底の部分が吸盤になっており、ギターのボディにペタッと貼り付けられる。
これを手持ちのエレキギターに取り付ければ、重たいアンプをいちいちひっぱり出さなくても、コンセントのある部屋じゃなくても、どこでもすぐにギターが演奏できるのだ。
場所を選ばないため、誰かの邪魔にならない別室や屋外はもちろん、家族の目が気になって演奏に集中できない人はガレージに持ち込んで練習するのもいいだろう。
本体はわずか181gと軽量で、掌に収まるくらいのサイズ感。USB充電式で持ち運びやすいから、キャンプなどの屋外シーンで練習の成果を披露するのもいいかもしれない。
また、ヘビーメタル仕様の「ストラムバディ ヘビーメタル」もラインナップされており、こちらは、音を強く歪ませるオーバードライブ、うねりを与えるフェイザー、リバーブのエフェクター機能を内蔵しているので、よりパワフルな演奏を楽しみたい人におすすめだ。
この「貼るアンプ」さえあれば、どこでもコッソリ練習ができるし、場所をとらないから邪魔にもならない。家族から冷たい視線を浴びることなく趣味に没頭できるとなれば、ありがたい存在なんじゃないかな。
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