腸内環境が健康と美容に深く影響していることは
前回お伝えした通りだが、新たな事実が判明した。
なんと、腸内には“痩せ菌”と“デブ菌”なるものが存在し、
デブ菌が優位になると、ただ水を飲んだだけでも太ってしまうのだとか。中年太りに悩むアナタの腸内は、もしやすでにデブ菌だらけかもしれない……。
ということで、今回も10カ月で25kgの減量に成功した工藤孝文先生にインタビュー。痩せ菌とデブ菌について詳しく教えてください!
話を聞いたのはこの人!
「痩せ菌」と「デブ菌」には大ボスが存在する
「腸内には、脂肪を燃焼しやすい体にしてくれる『痩せ菌』と、脂肪や糖をため込む性質を持つ『デブ菌』があるんです」と語る工藤先生。
まさに寝耳に水だが、いったいどういう菌なのだろう?
「善玉菌と悪玉菌の存在は有名ですが、実は『日和見菌(ひよりみきん)』という菌が腸内にはいちばん多く、全体の約7割を占めています。そしてこの
日和見菌こそ、『痩せ菌』と『デブ菌』の大ボスなんです」。
腸内細菌は大きく3つのグループに分かれることは
既報の通りだが、「善玉菌」「悪玉菌」より多いのが実はこの「日和見菌」で、どうやら「痩せ菌」と「デブ菌」を指揮する親玉なのだとか。
つまり、同じ子分同士なのに、真逆の性質を持つってことなのか?
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