キャンプギアのためのギア。車はそんな存在だとも言える。ギアを積んで運ぶからでしょ? いやいや、それだけじゃない。
言うまでもないことだが、ギアにはいくつか意味がある。「道具」や「変速」。何か物事の速度を上げたいとき、「ギアを上げる」なんて言うだろう。
そう、車はキャンプ欲のギアを上げてくれる。ただ、そのためには車選びが重要なのだ。
俳優・池内博之さんのGLB試乗体験動画はこちら 行動意欲を高め、気分をアゲる“ギア=車”
MERCEDES-BENZ 「メルセデス・ベンツ」のGLB
2020年に日本発売された新型SUV。サイズ感はGLAとGLCの中間に位置している存在だ。パワートレインは2タイプを用意。180が小型、軽量の1.4L直列4気筒ターボ。200 d 4MATICがクリーンディーゼルの2.0L 直4ターボ。
「どこまででも行ける」と思えるほどの快適性と確かな安全性はさすが。特に運転支援システムの精度は高く、疲れた帰り道にとてもありがたい機能だ。サイズ全長4634×全幅1834×全高1706mm、価格530万円〜。
※スペックは社内参考値。価格はGLB 180、4月時点
メルセデス・ベンツ GLBの詳細はこちら 計画、積荷、移動、設置。車はキャンプの過程の大半に関わる。
まず積載性と乗員数がプランを立てるのに重要だが、走りや機能の充実によって、考えられる距離感、行先が変わってくる。
積荷と移動は当然だとして、あとは設置。キャンプサイトで荷物を下ろしたあと、車は自身のエリアの風景と化す。
デザインコンシャスなギアが多くあり、モダナイズされたキャンプシーンにおいて、その風景を仕立てることもスタイルになってくるわけだ。
そこでメルセデス・ベンツが昨年リリースした5ドアSUV、GLBである。上記に準えながら特長を挙げてみたい。
まずは室内。GLBの大きなトピックスになっているのが、3列構成の7人乗りを設定できる点である。その3列目のシートは格納が可能で、その場合、荷室は500Lとなる。さらに、2列目も倒すと1680Lまで拡大させられる。
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