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「自分は大切にされている」と感じさせるために何かをしましたか

「重要感」を持つというのは、「自分はここで重要な人だと大切に思われていて、ここにいてもいいのだ」と安心できることです。その方法はいくらでもあります。
新入社員の座席の上に「御入社おめでとうございます」と垂れ幕をつけてもよいでしょう。仕事に必要な名刺やPC、ノート、筆記用具等々をきれいに揃えて並べておいてもよいでしょう。
花を飾ったり、念入りに掃除をしたり、ともかく、心がこもっていれば何でもいいのです。
逆に形式だけ整えて、特別朝礼とか訓示とかをしても、席の周りが汚かったり、必要なものが揃っていなかったりすれば、「本気で大切だとは思われていないんだな」とバレてしまいます。

「自分の家に大事な人を招いたときにすること」をすればよい

「神は細部に宿る」(God is in the details.)とよく言いますが、本当に歓迎の気持ちがあれば行うであろうことを細やかに行えばよいのです。もしも、誰が重要な人を自宅に招いて歓迎する際にすることをすればよいだけのことです。
受け入れ側も身なりを整える。ゴミが落ちていれば拾う。なるべく美しい環境で出迎える。相手の好みを事前に知ろうとして、それに合わせて準備をする。何をすれば喜びのサプライズを起こすことができるかを、わくわくしながら考える。
相手を重要な人だと思っているのであれば、こういうことは「ふつうに」やることでしょう。


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