スウェットパーカなんてどれも同じ。なんて思っている人はいないはずだ。
シルエット、グラフィック、フードの付け方、タグ、縫製、編み方etc. 服が好きな男ほど、パーカのディテールにもウルサイのが常。そこで、うんちくがたっぷり詰まった新作を集めた。次なる“お気に入り”が見つかることを願って!
定着した大きめ。だからこそ、独自性を追求する
「レミ レリーフ」 巷に溢れるビッグサイズの服の中で、目を引くのは一歩踏み込んだ作り込み。このパーカは1960年代に主流だった染料と自然由来の加工で、古着のような褪色とヤレ感を演出。
リラックスした雰囲気を際立たせる趣向を凝らした。垂らす・絞るで表情をアレンジできるし、ドローコードも使える。作る側も着る側も、定着したからこそ独自性を追求するのだ。
“好き”を背負って足取りも軽く
「ハフ」1990年代初期のスケートブランドに着想を得たグラフィックと、トリプルトライアングルロゴをドッキングしたポップで楽しい後ろ姿。心身ともに気楽でいられるのが、スウェットに袖を通すいちばんの醍醐味。
平日の仕事や責任から解放される休日、とびきりの“好き”を背負って。
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