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アスリートとファッションの話

デニム3万800円/リーバイス ビンテージ クロージング(リーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501)、Tシャツ2万8000円/ルメール(スクワット/ルメール 03-6384-0237)、その他私物
落合さんにとって、装うことは、ストレス発散方法のひとつでもありながら、自身の存在を発信するためのツールでもある。
「着こなしの参考にしているのは、NBAプレイヤーたち。レブロン・ジェームズなどのアカウントはよく見ます。レブロンをはじめ、一流選手の中にはスタイリストをつけている人も多い。
そして、地元の仲間などもフックアップしているので、お洒落な取り巻きもたくさんいて面白いんです。誰なんだこの人は、と(笑)。彼らを見ていると、アスリートの発信力の大切さも感じます」。
ファンなどの目に触れるところで、自身の存在を発信したいという思いが落合さんには、ある。
「バスケは、日本ではまだまだマイナーなスポーツだと感じています。だから自分の投稿によって少しでも多くの人にその存在を知ってほしい。お洒落というのはセルフプロデュースの一環なんです。その一方で“その服どこのですか?”というような書き込みから、ファンの人とも語らえるコミュニケーションツールにもなっています」。
落合さんの眼差しは、真っすぐと未来を見据えている。
「ファッションもバスケも好きでやっていること。そして、やり続けた先にあるはずの開かれた未来を、自分の活躍を通して子供たちに伝えられたら、というのが、バスケやお洒落の原動力になっています」。 
 
柏田テツヲ=写真 荒木大輔=スタイリング 渡邉晴日(S☆mode)=ヘアメイク 髙村将司=文 スポル品川大井町=撮影協力


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