「ダイエットのモチベアップ術」とは……食べ過ぎや運動不足、生活リズムの乱れ……。自粛期間中に蓄えた体の脂肪が気になるオーシャンズ世代の男性は少なくないはずだ。
人気お笑いコンビ・かまいたちの山内健司さんもそのひとりだったが、昨年の秋に一念発起し、わずか2カ月で10kgもの減量に成功した。その模様は11月にYouTubeに配信され、大きな話題を呼んでいる。
運動せずとも痩せられる――そんなダイエットの秘密は、「金森式ダイエット」と「MCTオイル」、そして「ルフロ」という3種の神器にあった。
話を聞いたのはこの人!
負けたら相手に10万円の電化製品を買うルール
──ダイエットを始めようと思ったきっかけを教えてください。昨年の秋、ちょっとお腹まわりのお肉が気になり始めて、体重を計ってみると76kgほどありまして……。過去最高クラスでした。
10代はずっとスリムで、高校時代は168cmの身長で56kgくらい。つまり、20kgは増えているわけです。『じゃあオレは、小学1年生くらいの子供を抱えて生活しているようなもんか!』と気付いたんですよ。このままじゃ人生ダメだと思って、ダイエットを始めることにしたんです。
──ダイエット前はどんな食生活でしたか?自粛のときは、朝はUber Eatsでスタバのコーヒーとシュガードーナツを頼んで、昼はマクドナルドのハンバーガーとポテトフライ、夜は奥さんの晩ご飯を食べていました。
もともとラーメンがめちゃくちゃ好きで、自粛前はよく食べに行ってましたね。
──山内さんのダイエットには“同志”がいたとか?そうなんです。これまで断食などいろいろなダイエットに取り組んできたんですが、いずれも長続きしませんでした。
そこで今回はやる気をキープするために誰かと一緒にやろうと思ったんです。声をかけたのは、兄妹でお笑いコンビをやっているビタミンSのお兄ちゃん。ちょうど体重が気になっていたらしく、情報を共有しながら始めることにしました。
──ふたりの間にはある取り決めがあったそうですが。ダイエットに大切なのは集中力。そこで期限は2カ月と決めて、目標はマイナス10kg。お互い途中で投げ出さないために、2カ月後、失敗した方が成功した方に10万円くらいの好きな電化製品をプレゼントするというルールを決めました。
これは効果的でしたよ。だって、ダイエットに失敗して自己嫌悪に陥るうえに、相手に冷蔵庫やテレビなんかを買ってあげなくちゃならないなんて、絶対イヤでしょう。
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