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走りも機能もガラッと進化

パワートレインは、現行型フィットと共有すると思われるから、1.5Lエンジンに2モーターを組みあわせた「e:HEV」が新たにメインとなるだろう。
モーターのみの走行では電気自動車のような力強い発進や加速感が味わえるほか、より力強く走りたいときはエンジンも加勢してくれ、高速道路をクルーズするときは、燃費を抑えながらエンジンが稼働する、というハイブリッドシステム。
またエンジンを発電機としても利用し、アクセルオフの際の減速感を4段階から任意に選べる。
インパネも水平基調のサッパリとしたデザイン。左右に備わるエアコンの吹き出し口は「そよ風」モードもあるという。
衝突被害軽減ブレーキはもちろん、渋滞時も含めて先行車に合わせて加減速や停止してくれたり、車線中央を走るためのステアリング操作の補助、先行車や対向車に応じてハイ/ロービームを切り替える、といった最新版「ホンダセンシング」も用意されている。
さらに今どきのハイテク感もたっぷり満載しており、スマートフォンが車のキー代わりになったり、離れていてもスマートフォンからエアコンやドアロックを操作できたり、車内モニターに好みの専用アプリをダウンロードできたりする。
さらに車内をWi-Fiスポットにしたり、カーナビの地図も自動更新することが可能だ。
大型ガラスサンルーフは開放感◎。
10個のスピーカーによる音響システムも用意されている。
デビュー時こそ、全長4.3m前後のコンパクトSUVがほとんどなかったが、ヴェゼルが売れるがゆえにライバルが次々と現れ、今やSUVで最も激戦な分野になっている。
こうした環境の変化の中で、王者の座に胡座をかかず、ガラッとデザインも中身も変えてきたヴェゼル。車を買うかどうかは実際に乗ってみてからだとして、このヴェゼルの攻めの姿勢は、間違いなく“買い”だろう。
 
籠島康弘=文


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