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2021.03.16

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ビール飲んでSDGsに貢献。廃棄予定の“アレ”から生まれたクラフトビール

まだ食べられる食品が捨てられるフードロスが社会問題化している。
現在、世界で製造される食品のうち約3分の1が廃棄され、日本だけでも年間1900万トンがフードロスとなっているという。しかもそのうち900万トンが消費期限“前”に捨てられていると聞けば、事態の深刻さがわかるだろう。
こうした問題を解決するべく、あるビールが生まれた。
シンガポールのフードテクノロジー企業・クラスとグループが作った「クラスト ピルスナー」。
「クラスト ピルスナー」という名のクラフトビール。よくある洒落た瓶ビールに見えるけれど、実は廃棄予定のアレから作られている。
こちらがビールの原料となるパン。
そう、“パン”である。日本国内の工場から出るパンの端材を原料にしたクラフトビールなのだ。
手掛けたのはシンガポールのフードテクノロジー企業、クラスト。彼らはまだ食べられるのに捨てられる予定の食材を新たな商品にアップサイクルすることで、資源の循環を推進し、SDGsへの貢献を目指す。
そしてクラストが目をつけたのが、廃棄されるパンだった。クラストの創業者であるトラヴィンが、ベーカリーやスーパー、小売店が大量のパンを毎日捨てていることを知ったのが、このビール誕生のきっかけだという。
「クラスト ピルスナー(6本セット)」4160円/クラスト(クラストプロジェクトページ www.makuake.com/project/crust/
肝心の味だが、そこもご安心を。ビールのすっきりとした喉ごしと、コク、旨味がしっかりと感じられる。
日本アルプスの天然水を使用しているのもこだわりで、どことなくパンを思わせる芳醇な香りと軽やかで香ばしい後味が楽しめる。

パンもビールも元を辿れば麦と酵母が原料なのだから合わないはずはないし、パン風味のビールというだけでも、興味をそそられる。
しかも、飲むだけでフードロスが削減でき、SDGsに貢献できるならばなおさらである。

こちらは現在、応援購入サービス「マクアケ」で購入可能。手元に届くのは4月末の予定だ。
クラストではSDGsへの取り組みを通して、2030年までに世界の食品廃棄物を1%削減することを目標にしている。
旨いビールで喉を潤しながら、地球の未来を守れるなら、酒好きにとってこの上ない至福である。
 
[問い合わせ]
クラストプロジェクトページ
www.makuake.com/project/crust/
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