森田さんが陥っていた“アメカジの罠”
編集部 出だしからちょっと雲行きが怪しいですが、気を取り直して、森田さん自身が自信を持ってコーディネイトした私服スタイルを見てもらいましょう!
川田 これは格好良い! 変な気負いもないですし、色味を落ち着かせながらとてもクリーンに合わせていると思います。
佐竹 これは清潔感があっていいですね。ネイビーやカーキが大人っぽい。かわいらしく着ているパーカがいい抜け感になっています。
森田 でしょ!? これは女性ウケもしそうだなって、狙ってみました。昔付き合っていた彼女とデートに行ったとき、ちょうどこれぐらいのやつを褒めてもらったんですよ。当時はパンツがグレーのスウェットで、上はカバーオールでした。
森本 うん、これはめちゃお洒落です!
森田 女子との初デートでこれは大丈夫でしょ?
佐竹 かわいい!
編集部 続いては、例の「ロンハー」で最下位に選ばれた私服を再現してもらいました!
森田 さっき槍玉に挙がっていた、ハマダー&キムタクファッションですね。
編集部 森田さん的には、敗因は何だったと?
森田 うーん、女性が好きなアイテムが一個もないんじゃないですか?
川田 ちょっと清潔感が足りないかも……。
森田 ほほう。
川田 スウィングトップやリンガーTを残してパンツを変えるだけでも変わってくると思うんですよね。キレイ目なパンツを合わせてもいいのかもしれません。逆にダメージや色落ちの激しいデニムであれば、トップスはキレイなアイテムでまとめた方がいい。これだと全部が汚く見えちゃうかも。
森田 全部か〜い!
佐竹 直球的なアメカジアイテムを減らしてもいいのかもしれませんね。それこそ、すべてが主役級。そうなると今っぽい、新しいものとミックスするだけでも違って見えると思いますね。
森田 主役級と言われたかと思えば、アメカジアイテムが多すぎ、と注意される。もう絶妙に褒められてるようで実は厳しい(笑)。悪い映画を批評されてるみたいな。主役級の俳優さんばかり集めてもダメですからね。そこに絶妙な脇役がいてこそ映画が成立する、みたいなね。
森本 個人的には、そこまで酷評されるコーディネイトではないかなと。
森田 もう最初からキミは仲間やと思ってた(笑)。
森本 でも、トップスに赤はないかも。
森田 結局、ダメ出しか〜い!
4/4