複雑機構を搭載した腕時計の一大ブームの幕開けは1980年代。
その始まりは、1969年からのクオーツショックによって壊滅的な打撃を受けたスイス時計業界の復活の狼煙でもあった。
オーデマ ピゲといえば、1972年に発表したステンレススチール製のラグジュアリースポーツウォッチ「ロイヤル オーク」が有名だが、1986年にどこよりも早く腕時計でのトゥールビヨンの開発に成功した実績からもわかるように、“複雑機構の担い手”としての顔がある。
コンプリケーションウォッチの最前線を走るオーデマ ピゲの、海外からも熱い視線を集める2つの日本限定「ロイヤル オーク」を紹介しよう。
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