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2021.03.06

ソニーが作った電気自動車は、未来の“ヴィジョン”そのものである

「Mobilityレボリューション」とは……
ソニーが車を作る? そんな驚きのニュースが最初に世界を駆け抜けたのは、2020年1月のこと。
世界最大級の家電見本市「CES 2020」でソニーブースに現れたのは、新型のテレビでもゲーム機でもなく、「VISION-S」と名付けられた車だった。
全長4895×全幅1900×全高1450mmというサイズはメルセデス・ベンツEクラスに近い。フロントとリアにモーターをひとつずつ積み、4輪で駆動する。
その2年前。2018年の「CES 2018」ではメルセデス・ベンツが「CASE」という概念を発表した。
「自動車業界は百年に一度の変革期を迎えた」と言われるようになったこの発表が、ソニーが車を作る動機のひとつになったという。
CASEとは「Connected(コネクテッド)、Autonomous(自動運転)、Shared&Services(シェア&サービス)、Electric(電動化)」の頭文字をとった言葉。
「その内のC(コネクテッド)・A(自動運転)・E(電動化)は既にソニーに土壌がある。変革だというなら、自動車業界の外から我々が飛び込むこともまた変革のひとつ」と捉えたのだ。
このわずか2年後の「CES 2020」で、ソニー初の車VISION-Sが発表された。ざっくり言えば、自動運転ができる電気自動車のプロトタイプだ。


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