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真夜中の公園だから味わえる爽快感

駒沢公園には1周2km強のランニングコースが設けられており、緑も多く、日中は近隣住民たちのランニングのメッカになっている。
小林さんは仕事を終えて帰宅し、周囲が寝静まったあと、玄関を飛び出して駒沢公園まで足を伸ばす。そして周回コースを1周もしくは2周してから自宅へと戻るというのが定番になっている。
「1周なら自宅からでトータル45分、2周しても1時間ほど。アスレチックなこととは程遠い深夜の時間帯に、普通の人がやっていないことをやっている感覚が面白いんですよね。
それと、夜の駒沢公園ってすっごくキレイなんですよ。空気も良いですし。夏は公園の水道で水をかぶって、汗を流してから家路につきますが、そのときの夜風に当たる爽快感たるや。駒沢公園にはほかにも深夜に走っているランナーがチラホラいて、なんだかシンパシーを感じてしまいますね。
とはいえ基本的には空いているので、音楽を爆音で聴きながら走っても大丈夫なんです。とにかく気持ちが良い。雨が降っている日でも、気にせず走りますよ」。
小林 学
「自分は身長が171cm、体重70kg前後の、いわゆるMサイズの体型です。オーベルジュチャンネルという動画チャンネルで表に立つ機会が多くなっている手前、中肉中背のマネキン的な体型はキープしないといけない(笑)。
太りやすいので、体重が増えると食事面での制限も始めるんですが、60kg台の半ばに近づいてくると調子が良いですね、やっぱり」。
ブランドの顔であるデザイナーとして、横に成長しすぎることはある意味、死活問題なのだ。
「食べることが好きなので、放置するとどんどん体重が増えちゃうんですよ。ランニングという行為自体は気持ちが良いからやっているので、その副産物で体型維持がついてくるのはありがたいと言いますか。
歳も歳なので、去年までと同じことをしていると明らかにお肉がついてしまう。ちょっとずつハードルを上げていかないとキープできないので、それもいいモチベーションになっています」。


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