OCEANS

SHARE

クックセットの登場で焚き火調理のシステムが完成!

Wolf and Grizzly
「クックセット」2万2000円(税込)は4月に発売予定。
この春から新たに登場する「クックセット」を加えることで、ウルフ&グリズリーの焚き火調理システムの完成度はグンとアップする。
これは、グリルの枠に固定して使える調理道具をコンパクトなセットにしたもの。グリドル(平らな調理皿)、ヒバチ(スリット入り調理皿)、ポット(深皿)の3種類を組み合わせることで、さまざまな料理を作ることができる。さらに、蓋、ハンドル、まな板もコンパクトに収納されたシステムなのだ。
Wolf and Grizzly
道具がポットの中にすべて収まる仕組み。中には4cmほどの隙間があり、ナイフやカトラリーを入れ込めるので、調理道具をひとまとめにできる。
直火でもOKだが、焚き火台を併用すればキャンプ場や庭でも安心して使える。グリルの高さを変えれば、料理に適した火加減に調整することも簡単だ。
サイズ的には、ふたりで焚き火を囲みながら、グリルした肉や野菜をつまみに飲むなんてシーンにちょうどいい。ポットはしっかりとした深さがあるので、寒い時期には汁物を火にかけておけば、温かいものがいつでも食べられる。
Wolf and Grizzly
グリドルは鉄板と焼き網の中間的役割を持つ調理道具。網より焦がしにくく扱いやすい。
ちなみに、創業者のジョージがおすすめする料理は、グリドルを使ったスキュワーズ(串焼き)やポットでグツグツと炊く具沢山のクラムチャウダーだそう。日本の担当者からは、ポットにグリドルを重ねてチーズを燻製にしたスモークチーズホットドック、なんて使い方の提案も届いた。どちらも美味しそう!
クックセット自体にも製品全体にも言えることだが、この拡張性を楽しんでこその道具である。単体で使ってももちろん便利なのだが、シンプルな道具なのに組み合わせ次第でどんどん使い道が増えていく感覚が面白い。ぜひ使い込みながら、自分なりの使い方を考えてみていただきたい。
Wolf and Grizzly
 
[問い合わせ]
エイアンドエフ
03-3209-7575
https://aandf.co.jp/brands/wolf_grizzly
「Camp Gear Note」
90年代以上のブームといわれているアウトドア。次々に新しいギアも生まれ、ファンには堪らない状況になっている。でも、そんなギアに関してどれほど知っているだろうか? 人気ブランドの個性と歴史、看板モデルの扱い方まで、徹底的に掘り下げる。 上に戻る
連載「Camp Gear Note」一覧へ
池田 圭=取材・文 宇佐美博之=写真


SHARE

次の記事を読み込んでいます。