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2021.03.04

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日本製バッグブランドの雄「マスターピース」が超本気でアパレル作ったって!

日常生活に欠かせない「カバン」というツール。
1994年の設立以来、ジャパンメイドにこだわり続けるマスターピースは、ユーザー目線で設計された機能性とファッション性を兼備するエポックメイキングなアイテムを数多く生み出し、日本の“カバン”シーンで確固たる信頼を得ている。
しかし、そんな彼らにはいくつかの“疑問”があった。例えば、レインウェアは雨から衣服を守っても、カバンは守ってくれない、など。
そこでマスターピースは「バッグを作るだけで本当にバッグユーザーのライフスタイルを豊かに出来るのか?」という想いから、設立27年目にして新たなプロジェクトを始動した。

その名も「master-piece WEAR」。本気でバッグづくりに向き合い続けてきたからこそ辿り着いた、ブランド史上初のアパレルコレクションだ。
アパレルでありながら、ブランドのアイデンティティであるバッグを第一に考えられたのが「パッカーズ オーバー コート」である。
「パッカーズ オーバー コート」5万4000円/マスターピース 06-6265-2677
バックパックを背負った上から同アイテムを羽織ったシーンを想定し、背面に拡張ディテールを配することで、コートの後ろ身頃が寸足らずで不恰好になることを防止する。
強引にバッグの上からアウターを着たことがある人ならわかるはずだが、このつくりなら肩や襟周りの窮屈感とはいっさい無縁だ。
「パッカーズ オーバー コート」5万4000円/マスターピース 06-6265-2677
また、ボディバッグの上から着用することを想定した工夫も、実に気が利いている。
コートには前を開けることなくボディバッグにアクセスできるファスナーが設けられていたり、ポケットの中のドローコードを絞ることでバッグの位置を固定できたりと、痒いところに手が届くギミックが満載だ。
さらにうれしいのが、耐水圧20000mm以上、透湿度10000g/m2/24hという高い防水性のオリジナル4レイヤー生地を使用しており、縫い目もシームテープ加工が施されているので、「パッカーズ オーバー コート」さえあれば、自身の身も手荷物も悪天候で被害に遭う心配がない。
「パッカーズ オーバー コート」5万4000円/マスターピース 06-6265-2677
お次は、Tシャツにフォーカスしてみよう。
一見なんの変哲もないシンプルなボックスシルエットの無地Tに見えるが、バッグを背負ったときの“あるある”である衿ぐりのズレを軽減させるためにスパンテレコ衿を採用した。
「パッカーズ T」7000円/マスターピース 06-6265-2677
さらに、空気の力を利用してつくるMVS紡績による厚手のコットンのため、毛玉ができにくく“チク透け”も心配ない。
そして、特筆しておきたいのは、肩部に施されたとあるディテールだ。なんと、この「パッカーズ T」の両肩部には、ボディと同色のグリップテープがさりげなく走っており、トートバッグなど肩掛けが必要なプロダクトのずれ落ちが軽減されるのだ。
 
さすがはマスターピース。ファーストコレクションから早速、“マスターピース”揃いである。
「パッカーズ オーバー コート」は販売が始まったが、「パッカーズ T」など一部のアイテムは3月26日(金)に発売を迎えるとのこと。
マスターピースだからこそ実現できたバッグとともに生きる人のコレクションは、間違いなく我々の生活を豊かにしてくれるだろう。
 
[問い合わせ]
マスターピース
06-6265-2677
市川明治=文


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