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ーーふたりともオーラリングで意識が変わったんですね。
Poggy それに、ここ数年でだんだん周囲の意識も変わってきているような気がしているんです。以前のファッション業界って、何日徹夜したとか、何時まで飲んだとか、不健康自慢をするような風潮がありましたが、徐々にそういうことはなくなりつつあります。
サステイナブルやワークライフバランスとかが尊ばれる時代になり、さらにコロナ禍もあって、みんなが改めて健康であることの価値に気付き始めたんじゃないかと。
渡辺 そう、「健康でいることが大事なんだ」みたいな。ファッション業界でも、カラダを鍛えている人やランニングをしている人など、カラダにいいことをしている人がどんどん増えていますし。
先日、妻に聞いたんですが、英国のヘンリー王子も薬指にオーラリングを着けているらしい。海外のセレブリティの間にも、外見だけではなく、カラダの中身やヘルシーなライフスタイルもインクルードでファッション、という意識が浸透してきているんでしょう。
Poggyのライフスタイルも昔と変わったよね。金曜日なんかに飲みに行くと、『明日の朝、息子のサッカークラブのお手伝いがありまして……』なんて言って帰っちゃうことも(笑)。
Poggy すみません。翌朝、二子玉川のグラウンドに7時集合だったもので(汗)。そう言えば、以前は朝まで飲んでそのまま息子とサッカー、みたいなこともありました。
ただ、今では体力うんぬんよりも、いいコンディションで子供との時間を楽しみたいというポジティブな思いがあって、しかも、そういう気持ちを周囲に隠す必要がない風潮になってきたと思うんです。最近はもっと健康になるために、週に何度か30分の踏み台昇降運動を続けています。
[渡辺さんの場合]リカバリーと睡眠の質が目下の課題。ほぼ毎日運動をしているので、アクティビティには自信があります。ただ、気になるのは睡眠。睡眠時間は極力確保しているんですが、眠りの質がイマイチで、カラダの回復度が気になります。最近は就寝前のスマートフォンチェックを控えるなどぐっすり眠れる対策をしています。
渡辺 確かに健康であることの価値は確実に上がっている。運動して体調が良くなると、気持ちも前向きになる。すると仕事もはかどるし、同じバイブスを持つ人との出会いも自然と増える。
Poggy 僕はジュエリーを着けるのも好きですが、さらっとオーラリングを着けているだけで『この人、どんな人なんだろう』と興味を抱かれる気がします。
渡辺 少なくとも「オーラリングを着けている人」=「健康に気を使っている人」ということだから、初対面の相手もいい印象を持つはず。もしかしたら、今後こういうガジェットは、健康への意識を表現するドレスコード的なアイテムになるかも!?
 
「STAY YOUNG総合研究所」とは……
加齢とともに気になりだした体型の変化や衰え……。俺たちを取り巻く体の悩みは山積みだ。もうこれ以上、オジサンになりたくない。そこでオーシャンズは40歳からのSTAY YOUNG総合研究所を立ち上げることにした。直面する問題にしっかりと向き合い、若々しくあるためのメソッドを探る。
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山本雄生=写真 押条良太(押条事務所)=編集・文


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