ジョルジオ アルマーニの最上級オーダーメイドサービス、メイド トゥ メジャー。
これまでは“世界に一着のスーツ”を仕立てられたが、先日新たにニットのオーダーが始まったというから、大ニュースである。
「ファッションデザインの原点に戻り、身に着けたとき最高に美しい服を作りたい」というジョルジオ・アルマーニ氏の思いから生まれた、このサービス。
色やシルエット、素材など、すべて好みにカスタムができるので、自分に最高に似合うニットを手に入れることができるのだ。
さっそくオーダーしたくなるが、まずは気になるサービスの全容を把握しておこう。
①6タイプのニットからベースを選択
まずはベースとなるモデル選びからスタート。ラウンドネックやタートルネック、ポロシャツ、Vネックなどタイプの異なるニットが用意されている。豊富な選択肢から選べるのはとてもありがたい。
②最高のフィット感を追求すべく10カ所を採寸
ニットは伸縮性があるので、どうしても体のラインを拾いやすい。よって、綺麗に見えるシルエットを選ぶのは案外難しい。しかしオーダーサービスを利用すれば、そんな悩みは消えてなくなる。
身幅や袖丈、着丈などの
10項目を採寸後、理想的なフィットのニットを仕立ててくれる。事前に好みを詳細にヒアリングしてくれるので、「ゆったりしたシルエットがいい」などのリクエストも可能だ。
③選択肢が豊富だから色と素材選びも楽しい
最後に素材と色を吟味しよう。
素材はジョルジオ アルマーニの最上級カシミヤやウールなど全5種類の素材から選ぶことが可能だ。
カラバリもご覧のとおり。白やベージュ、グレー、ボルドーなど、素材ごとにそれぞれ7〜8色をラインナップする。どれもベーシックなので、どれを選んでも間違いないけれど、だからこそ悩ましいともいえる。
薄手のニットは前身頃の左下にイニシャルを刺繍できる。また、首元のタグには自分の名前を入れられるようになっているのも気が利いている。
価格は14万円から。オーダー後は即日ミラノに発注され、採寸から約1〜1.5カ月ほどで完成したニットが手元に届く。
こだわり抜いたニットがどんな仕上がりになるのか。完成まで心待ちにする時間すら楽しくなりそうだ。
[問い合わせ]ジョルジオ アルマーニ ジャパン03-6274-7070
https://www.giorgioarmani-mtm.jp
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