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2021.03.03

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カート・コバーンが愛したジャックパーセル が、’80年代仕様で蘇る!

ニルヴァーナのボーカル兼ギタリスト、カート・コバーン。今も男のスタイルアイコンとして知られる彼が好んだワードローブに、コンバースのジャックパーセルがある。
オーシャンズ世代であれば、若かりし頃、カートのソレをマネて、アッパーに“落書き”するヤツが周りに1人はいたはずだ。
そんな“当時”のジャックパーセルが登場するという。
「JACK PURCELL 80 J」 1万9800円/コンバース 0120-819-217
それが、忠実な復刻を目的とするコンバースの限定ライン「タイムライン(Time Line)」から発売されるコチラ。本モデルではこの度、1980年代のジャックパーセルを再現した。ニルヴァーナは’89年デビューだから、ドンピシャである。
では、現在展開されている定番モデル(写真左)と、タイムラインの新作(写真右)がどう違うか。比較してみよう。まずは上から。
 
同じ白でも、生成りの生地やインソールの違いで印象が大きく異なる。かつてのポテっとしたフォルムも見事に再現されている。
次は前から。

現在の定番モデル(写真左)に対し、タイムラインの新作(写真右)は、“スマイル”の愛称で親しまれているトウの黒いラインが少し膨らんでいたり、テープに厚みを持たせたりと、こちらも往年感があっていい感じ。

通称“ヒゲ”と呼ばれるヒールラベルも健在。よく見るとヒゲの下に「MADE IN JAPAN」の文字がある。
実はこれこそ本作一番のポイントで、当時のディテールを再現している背景には、日本の高い技術力があるのだ。
ちなみに、アッパーのキャンバス地には、紡績から製織まで国産にこだわる帆布「富士金梅」を採用した。

また、「オーソライト」という現代のテクノロジーを取り入れることでクッション性が向上し、快適な歩行も手に入れるなど、機能面でのアップデートも抜かりない。
 
’80年代ジャックパーセルを忠実に再現しつつも、オリジナルとすべて同じかと問われると、そうでもない。当時を知る人ほど「こんなジャックパーセルが欲しかった!」と納得するはずだ。
最後に、黒のジャックパーセルを愛用していたカートのファンなら「黒はあるの?」と思うかもしれないが、今回は白の一択。まんまコスプレにならないためには、ここでの白はむしろアリな選択だと思われる。
発売日は3月19日(金)。あなたの“タイムライン”に記しておいてくださいな。
 
[問い合わせ]
コンバースインフォメーションセンター
0120-819-217
https://converse.co.jp/

白柳ワサビ=文


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