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② 35mmのカルティエ

SSケース、35mm径、自動巻き、65万5000円/カルティエ 0120-301-757 © Cartier 
カルティエ パシャ ドゥ カルティエ
2020年、待望の復活を遂げたパシャ ドゥ カルティエ。そのルーツは、1943年にモロッコの中央部の都市マラケシュの太守(パシャ)に納めた防水時計にあると言われている。
カルティエはこの時計を再解釈したパシャ ドゥ カルティエを1985年に発表。そして今回新たに生まれ変わったパシャ ドゥ カルティエは、過去の栄光にすがることなく、未来へと前進する姿勢が随所に表れている。
プレシャスなリュウズ、最先端の技術を導入したインターチェンジャブル ブレスレット、優れた耐磁性能、安心感ある100mの防水性などがそれに当たる。
豊富なバリエーションがあるなかで、ここではステンレスケースの35mm径をオススメしたい。
防水時計を出自に持つボリュームのあるケースデザインであるため、実際のサイズ以上に大きく見えるので男性でも違和感なく着用できる。
© Cartier
使いやすさを重視するならブレスレットのタイプを選ぶのが正解だろう。付属するブルーのアリゲーターストラップに付け替えるとドレッシーなスタイルに様変わりする。
優雅なフォルムが生む、数字では測りきれない絶妙なサイズ感の魅力。稀代のジュエラーであり、1世紀以上前から時計製造に多くの関心を寄せてきたカルティエだからこそなせるワザである。


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