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「サカイ」

モッズコートのライナーに、MA-1をモチーフとするライナーをセット。ユーモア溢れるギミックが着用者のセンスを高めてくれそう。本人私物
推薦人
スタイリスト 菊池陽之介さん(41歳)
オーシャンズでのスタイリングをはじめ、カタログ、広告、テレビ、CMなど多種多様なメディアで活躍する腕利き。私服は黒好き。私生活は釣り好き。
大げさなほどルーズなシルエットのM-51の内側には、MA-1のようなデザインのライナーが取り付けられています。言うなれば、アウター×アウター。この発想を嫌みなく見せるデザインセンスは、サカイならではですね。
フロントジップはM-51とMA-1を合わせられるように作られていたり、とにかく楽しい。服でワクワクする感覚を着るたびに刺激してくれるんです。
 

「ブルックス ブラザーズ」

このコートに感動した!業界人たちが「とにかく愛用している」と語るスグレモノたち
薄手のポリエステルで軽やかに仕上げた春仕様のコート。柔らかく風になびくさまは上品そのもので、専用の袋に小さく収納できるのも大きな利点。4万1000円/ブルックス ブラザーズ(ブルックス ブラザーズ ジャパン 0120-02-1818)
推薦人
オーシャンズ 編集長 江部寿貴(43歳)
少年時代、リーバイスとラルフで目覚めた服の嗜好はいまだ雑食。アヴァンギャルド系は苦手。似合う顔と体型に恵まれなかった。
「大人の服を」と40歳目前に、このコットンツイル生地版の定番を手に入れ、とにかく愛用している。覚えているのは試着の際、似つかわしくない蛍光色のスウェットパーカとやれた黒いデニム を着ていたこと。でも、そのミスマッチ感が良かった。
それまでの「おとっつぁんのコート」という固定観念が180度変わり、カジュアルな服に合うと確信した。切りっ放しデニム、派手なトップスと、合わせる服は若い頃と変わらず。「大人の服を」と気張ったくせにさ。
 
清水写真事務所=写真 星 光彦、来田拓也=スタイリング 増山直樹、早渕智之、長谷川茂雄、森上 洋、いくら直幸、髙村将司、大西陽子、中田 潤、今野 塁、菊地 亮=文


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