むむむ、うどん? ふとん? タイトルからして「おふざけネタかっ!」とツッコまれそうだが、オーシャンズは読者の役に立つ情報しかお届けしません。今回は我々の生活に必要不可欠な“睡眠”の話。
ってことで、まずはこれをご覧いただきましょう。
あ、違う違う、こっちね。
どーんっ!と横たわるのは、“うどん”ではなくて、“ふとん”。「睡眠用うどん」である。
もちろんだが食用ではなく、あくまでこれはうどん型の布団。10分で寝落ちすると話題のヘッドスパ「悟空のきもち」が開発した商品だ。
デザインや機能性に多少の違いはあれど、布団とはたいがい四角いもの。そんな固定観念を覆す、細長い麺のような形状である。珍妙な出で立ちだが、眠りの専門家たちが「極上の睡眠とは何か?」を徹底的に追求して辿り着いたデザインなのだ。
肌寒い夜や暑苦しい夜は、ベッドに入ってもすぐ寝付けないことがままある。眠るためには布団を剥いだり何枚も重ねたりして体温調整が必要だが、それを簡単にするのがこの「睡眠用うどん」だ。
麺を開けば涼しくなり、閉じれば保温性が増す。
暑いときには麺状の布団から手足を出すだけで寝苦しさが軽減されるし、「睡眠用うどん」の上から毛布を掛ければ通常の冬用掛布団よりも温かい。体温が適温に保たれることで、心地良く眠りにつけ、途中で目覚めることも少なくなれば睡眠の質も高まるだろう。
また、麺を抱けば、抱き枕のような安心感も得られる。見た目からは想像しにくいかもしれないが、寝てみればしっくりくるに違いない。
布団というよりも、極上の睡眠に誘う“ギア”と呼ぶのが正解かもしれない。
すべての“麺”は取り外し可能。汚れた場合もそこだけ分割して洗濯機で洗えるので、意外と利便性も高い。
ちなみにこちらは現在、予約1カ月待ちという人気ぶり。気になる人は、悟空のきもちの公式サイトから申し込みを。
ダジャレのような名前だけど、大真面目に快眠を追求した「睡眠用うどん」。一度手を出すと、その快適さにずるずると引き込まれるのは確実だ。
[問い合わせ]悟空のきもち https://goku-nokimochi.com/udon/ONE-HALF=文