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2021.02.27

時計

非公式名に非公式パーツ。入手困難な「GA-2100」はGショックの“第7世代”か!?

「落としても壊れない時計」という開発コンセプトから生まれたGショック。若かりし頃、逆輸入アイテムからその存在を知った人も多いかと思う。
1990年代には爆発的なブームが到来し、日本中を熱狂の渦に巻き込み、その名を轟かせた。
そんなGショックに、「世界中からラブコールが絶えない!」と話題のモデルがある。それが「GA-2100」シリーズだ。

薄型ケースに進化した次世代モデルの愛称は“カシオーク”?

1983年に誕生したファーストモデルから数々の伝説をのこしてきたGショック。2019年8月、近い将来、この殿堂に仲間入りするであろう傑作「GA-2100」が発表された。
全3カラーで展開された「GA-2100」のファーストコレクション。左から「GA-2100-1A1JF」「GA-2100-1AJF」「GA-2100-4AJF」各1万3500円/すべてGショック(カシオ計算機 03-5334-4869)
熱狂的なファンの間で“カシオーク”という造語で呼ばれる「GA-2100」シリーズは、初代の八角形フォルム、そして初代アナログのコンビモデル「AW-500」のDNAを継承するミニマムなデザインが瞬く間に脚光を浴び、今も在庫が枯渇した状態が続いている。
これについて、カシオ計算 開発本部 開発推進統轄部の泉 潤一さんは、次のような感想を述べてくれた。
「そもそもこの企画は、ラグジュアリーウォッチのジャンルとはかけ離れたユース層をターゲットにしていたので、初めて“カシオーク”というニックネームを聞いたときは驚きました。
まさにデジタルとアナログの“いいとこ取り”を実践した「GA-2100」の文字盤。
『GA-2100』は設計の段階でGショックが持つ“大きな時計”というイメージを覆すことを目標のひとつに掲げていたのですが、それが結果的に幅広い層に喜んでいただけるデザインに繋がったのかもしれません」。
ケースが薄くても強度を保てる「カーボンコアガード」を採用することで完成したアナログのコンビモデルで最薄となる11.8mmのケース厚は、「GA-2100」の魅力を理解するうえで欠かせないポイントである。
限界まで薄さにこだわった「GA-2100」のケースはとても新鮮。
カーボン繊維入りファインレジンを採用した「カーボンコアガード構造」は優れた耐衝撃性を持つ。
「最薄化したことで『GA-2100』が得た大きなメリットは、ファッションとの親和性がさらに高まったことです。ストリート、カジュアル、モードまで幅広い着こなしで楽しんでいただけると思います」。
Gショックはタフネスを追求する一方で、ファッションと歩み寄ることで発展してきた歴史がある。
「GA-2100」のヒットも然りで、Gショックの長年にわたる人気はファッションをこよなく愛する世界中のユーザーによって支えられているのだ。


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