安くはないが、一度手に入れてしまえば一生もの
日本での流通開始は、アメリカから上陸したキャンプブームもひと段落した1980年代も半ばになってから。
日本ではファッションブランドというよりも、ブランドの基盤であるブランケットやタオルなどの生活用品を中心に展開がスタートした。
そして近年は、バッグやマスクなどの小物から、ヨガマットや愛犬用品まで幅広いジャンルの製品を手掛けている。
小物類の展開も増えたが、やはりいちばん手に入れたいペンドルトン製品といえば大判サイズのブランケットだろう。
一見カラフルで幾何学的な模様に見えるが、不思議とキャンプサイトでもリビングでも場所を選ばず馴染む。きっと、自然がデザインのモチーフになっているからに違いない。
決して安い買いものではないが、一度手に入れてしまえば一生もの。なぜ150年以上もの長きに渡って愛され続けてきたのか、その理由が感じられるはずだ。
[問い合わせ]エイアンドエフ03-3209-7575pendleton.aandf.co.jp「Camp Gear Note」90年代以上のブームといわれているアウトドア。次々に新しいギアも生まれ、ファンには堪らない状況になっている。でも、そんなギアに関してどれほど知っているだろうか? 人気ブランドの個性と歴史、看板モデルの扱い方まで、徹底的に掘り下げる。
上に戻る 池田 圭=取材・文 宇佐美博之=写真