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1時間のランニングであれば必ずしも化繊は必要ない!?

早朝ランニングでいつもの土手から日の出を臨むのが、冬の週末における広沢さんのルーティンだ。
川っぺり、しかも日の出前から活動するため、とにもかくにも防寒がポイントとなる。
グッドオン
中に着ているのがグッドオンの「ラグランプルオーバーフードスウェット」1万2000円(グッドオン 03-5725-5727)。フリースジャケットはパタゴニア、ベスト型パックはザ・ノース・フェイスのもの。
重ね着の枚数は3枚。アンダーウェアの上にグッドオンのスウェットを着こみ、その上からフリースを羽織る。自社製品であるグッドオンを取り入れているのがポイントだ。
コットンのウェアは速乾性こそ劣るが、そもそもスウェットは運動性の高いアイテムであり、スポーツウェアとして世に広まったもの。なるほど納得、腑に落ちる。
「冬の早朝は本当に極寒なので、防寒はし過ぎということはありません。個人的には中にスウェットを着るくらいで丁度いいんです。意外と風の吹きこみを防いでくれるんですよね。
天然繊維のコットンは多くの人に好まれるナチュラルな肌触りという特徴もあります。自分の場合はランニングにリラックスを求めているので、この着心地が重要なんです。
10kmを1時間ほどと汗をかくようなペースでもないので、機能性も必要にして十分。夏もコットンTシャツ1枚で走っていますよ」。
グッドオンに使われているコットンは良質な米綿で、とにもかくにもタフな素材。洗濯後の縮みを綿密に計算したパターンが採用されており、それを国内で丁寧に縫製、製品染めで仕上げている。そのためガンガン着こんでも伸びてダルダルにはならないというストロングポイントがある。
「だから仮に汗でびちょびちょになっても、帰宅して洗濯機に放り込めばいいんですよ。近所の土手での1時間ランだからこそ、身近にある、着心地の良いウェアで走りたいんです」。
グッドオン
「良い景色に出合ったらすぐ写真を撮りたくなりますし、またサイフや日帰り入浴施設のスタンプカードなど細々としたものを携行したくなるので、ザ・ノース・フェイスのランニングベストを愛用しています。
某アウトドア雑誌の表紙で見かけたアイテムで、最初はスウェットの上から着たら出張のときなんかに便利かなと思ってマルチポケットベストの感覚で購入したんです。
実際は出張での出番はそれほどでもなくって、ランニング用におろしてみたところ、中のモノが全然揺れないんですよね。スマートフォンを収納するにしても、ショーツやジャケットのポケットに入れるのとは大違いです」。


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