OCEANS

SHARE

海をバックにオンラインミーティング

今回のワーケーション旅の案内人は、うるま市在住の写真家アラカキ ヒロミツさん。彼にガイドをしてもらいながら「種カジのタネあかし 番外編」を“共創”するのも、今回の仕事のひとつ。そんな打ち合わせを済ませたら、アラカキさんから「海へ行きましょう」と提案が。
サーフィン大好きな種市さんは当然「行きたい!」けれど、仕事も兼ねた旅ゆえに「30分後にミーティングがあるんです……」。しかしアラカキさんは「海沿いでもネットはガンガン繋がりますよ」と背中押し。それならばと、浜比嘉島・ふるさと海岸を目指した。
浜比嘉島には手付かずの自然が残っている。
車で20分程走って着いたふるさと海岸は、人影もなく、静かでのどか。そして何より大絶景! まさにこれぞバケーション!と、その前に、種市さんは防波堤にちょこんと座り、バックパックからPCを取り出して仕事を始めた。そして……。

「お疲れさまでーす。今? 沖縄です。さっき着いたばかりなんですが、海、見えますか? ここは浜比嘉島という場所で、すっごく綺麗なんですよ。そうそう、あの件ですけど……」。
打ち合わせだからとジャケットを羽織った種市さん。でも周囲には手付かずの自然! このコントラストこそワーケーションの醍醐味だ。
ご機嫌でミーティングを終えたら、「通信環境、マジでバッチリでした」と満足気。そして「さ、海で遊びましょう」と、さらに顔を輝かせた。
 

打ち合わせ終了。いざ海へ!

海沿いでさえ通信環境はバッチリ。ビデオ会議も滞りなく繋がることがわかった。ならば気兼ねなくバケーションを満喫できるというもの! そこでまずはマリンアクティビティにトライ。海に浮かんで沖縄を感じたいとシーカヤックに挑戦することにした。
打ち合わせが終わったので海遊びへ。「カモメのジョナサン」の玉城さんを先生にシーカヤックに挑戦!
ギアはうるま市でシーカヤックやSUPによる海遊びを提供する「カモメのジョナサン」でレンタル。スタッフの玉城聖吏さんが海を案内してくれることになった。
ビーチで玉城さんからパドルの使い方のレクチャーを受ける。「SUPみたいな感じなのかな」と種市さん。
ふるさと海岸のある浜比嘉ビーチはこの日の強風もかわしていて、海は穏やかなため玉城さんに続いて種市さんもスムーズにエントリー。
ビーチの左手にあった防波堤を越えると、潮の流れによって2人はあっという間に沖へ流されていった。その様子をアラカキさんはドローンで激写! 沖縄の大自然で遊ぶ決定的な1枚が残されることになった。
海には2人だけ。ゆっくりとパドルを漕ぎながら沖縄の豊かな自然を全身で堪能した。
コバルトブルーでの海遊びは申し分なし! 心地良い疲労感とともに種市さんは帰還した。
 

仕事のインプットも申し分なし

海上がりには町の散策へ。

石垣づくりの家を眺めつつ、アラカキさんに「沖縄には魔除けのものが多いんです。シーサーは玄関を守り、石敢當は丁字路などに置かれて直進してくる魔物が家に入るのを防ぐと言われています」と教えてもらうと、種市さんは「へー」と興味を示して石敢當探しへ。
指差す先にあるのが石敢當。
丁字路や突き当たりに設置されているのを見つけると、そのたびに「いろんな形があるんですね!」「こういうカルチャーはヒントになるなぁ」と、次なる自身のクリエーションへのインプットも欠かさずに行っていた。


4/4

次の記事を読み込んでいます。