「冬は温泉。泉質の違う湯を巡るのも好きなんです」。そんな人は、自宅で本格的な温泉を楽しめる入浴剤「浴玉」に注目を。
一瞬「!?」と疑ってしまいそうなビジュアルだが、これはまぎれもない入浴剤。浴衣生地に包まれた状態のまま湯船に投下するワケだが、実はこの袋の中に温泉成分がたっぷり詰め込まれているのだ。
開発したのは、お風呂ソムリエの松永 武氏。これまでに5万点以上ものバスグッズを試したキャリアを持つ、筋金入りのバスマニアである。
市販の入浴剤と何が異なるかというと、これ一個で炭酸泉とにごり湯を楽しめるのである。
まずは、38度程度のぬるめの湯を張って浴玉を沈める。すると、袋の中からシュワシュワと炭酸が湧き出てくるので、そのまま炭酸泉に浸かろう。
炭酸には血行を促進する働きがあり、肩こりや腰痛などの慢性疲労を和らげてくれる。
炭酸浴を満喫したら、次は40度ぐらいの熱めの湯を足そう。そして浴玉を手で揉むと中からナトリウムが溶け出し、湯がとろみのあるにごり湯へと変化。肌のキメを整えて、潤いのある体へと導いてくれる。
湯上りには、ポカポカと体が温まっているのを実感できるはずだ。
成分には、天然の温泉に含まれるメタケイ酸をはじめ、3億年もの時を経て生まれたヒマラヤ岩塩や、北海道の豊かな土壌で栽培された甜菜糖など、厳選した天然素材をふんだんに使用。
リアルな温泉に近づけるため、素材選びには徹底的にこだわり抜いた。
種類は、硫黄が香り立つ「和」と、爽やかな当帰の香りが漂う「華」の2つ。
使い切りの入浴剤だが、もっと楽しみたい場合は、3回分が1つの袋に入った「替え玉」(1600円)もオススメ。
浴玉は、1つで2000円。入浴剤の中ではトップクラスの価格だが、一度使うとその魅力にハマる人も多いという。自宅の風呂が本格温泉に変わる入浴剤。しかも湯巡りができるモノなんてほとんどない。ホンモノ志向の人ほど、満足してもらえるハズです。
[問い合わせ]バスリエ04-7183-3252www.bathlier.com