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■フルカスタムで仕上げたバンライフの相棒


シボレー シェビーバン
Instagramで@neru0414のアカウントから自身のアウトドアライフを発信している重弘剛直さん。年30泊を自然で過ごすという重弘さんの愛車は1975年式のシェビーバンだ。

インテリアはルーフとサイドにウッドに貼り、カントリー調にまとめあげた。シートを格納してルーフと同じウッドで作ったパネルを敷けば、そのまま車内で寝ることもできる。
FFヒーターやソーラーパネル、リアのエアーリフトを導入したことで、季節を問わずファミリーでアウトドアを楽しめるようになった。

車はもちろん、使っている道具からも重弘さんのこだわりを感じることができる。多くのアウトドア好きが憧れる、究極のアウトドアスタイルと言えるだろう。
 

■商用モデルの正しい用法


メルセデス・ベンツ トランスポーター
日本ではプレミアムブランドというイメージのメルセデス・ベンツは、本国ではさまざまな商用モデルも製造している。そのひとつが、トランスポーターと呼ばれるバンだ。
全高が2200mmを超える箱型のスタイルは、たくさんの荷物を積んでアウトドアに出かけるのにぴったり。ビジネス色が強いためファミリー臭がしないので、キャンプ仕様にカスタムして旅するオーナーも多い。

この車のオーナーである辻の内さん一家の愛車、1995年式のトランスポーター208Dは当時のメルセデスのオリジナルカラーにこだわってペイントしてある。

フロントランナーのルーフラックとそこに5連のスポットライトを備え、サイドオーニングでオリジナリティを出し、ブラック塗装したスチールホイールでさらに武骨な雰囲気に。
車選びからカスタムまで、キャンプ場で圧倒的な存在感を放てる一台だろう。
 
平 健一=取材・写真 高橋 満=文


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