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「雪山を走破するためには“足回り”が重要です」

寒波から寒波へ。この冬の北海道は雪が降り続け、ときに気温はマイナス10℃を下回る。ウィンターシーズンの幕開けは昨年11月。以来、冷え込む日が続き雪質は最良の状態を保ち、滑り手の頬を緩ませている。
たけだりゅう●1984年、北海道小樽市生まれ。アルペンスキーヤーとしてゼロコンマを競うレース界から退いた今、活躍の場はスキーの総合技術を競う技術選手権へ。2019年に全日本選手権で優勝した実力者である。
全日本スキー技術選手権での優勝実績を持つ武田 竜さんも、心待ちにした雪上の時間を忙しく過ごしている。
「冬は毎日のようにどこかのスキー場にいます」というように、移動の日々となるスキーライフに車は欠かせない。10代で初めて車のオーナーになり、オーストリアに拠点を置いていた当時は、欧州車にも多く乗ってきた。
現在の愛車であるグランドチェロキーは、冬のアルプス山脈の悪路も走破してきた武田さんが、ひと目惚れした1台だ。
雪道などの悪路では、車高を上げて走破性を向上させることが可能。
「車にはブレない足回りを求めますね。冬の悪路でスリップをしたら、すぐ事故につながりますから。この点、グランドチェロキーは雪道でもスタックしないし、横滑りもしません。
以前、別の車で冬の峠道を下っていたらクルーッと1回転したことがありましたが、グランドチェロキーは同じ道でもしっかりグリップしています。基本的に走行モードはオートを選択。乗り始めておよそ1年、3万km以上を走っていますが、今のところ危険を感じたことはありませんね」。
プレゼントキャンペーンでは武田さんの愛用ブランド、アトミックのギアが当たる。こちらはプロ仕様のスキー「レッドスター S9i プロ」(11万9000円)。
安定した足回りを追求するのはスキーも同様だ。
ハイスピードでの滑走中にブレるとタイムは伸びず、最悪コースアウトしてしまう。理想の滑りの実現に向け、彼が今季選んだのは、アトミックのスキーとブーツである。
SAJ令和3承認第00168号
「スキー自体の振動が少なく安定感があります。性能が低いと滑走スピードが上がったときにスキーがブレるのですが、その感覚がない。ブーツは硬いものが好きですね。レースではスキーのサイドカーブを目一杯使ってターンするので、ブーツには横方向に剛性が必要なんです。それでいて足にしっかりフィットするのがいい」。
冬に躍動する武田さんが求めるのは、コンディションが悪くとも揺るがない安定感のある車とスキーなのである。
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