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40代になってから気がついた、肌に優しい素材選び

「この冬はメリノウール素材で知られるブランド、アイスブレーカーのグローブを使っています。今まではフリースなど化繊のグローブを使っていたのですが、年齢のせいか年々カサカサが気になるようになってきて。
とくに指先の乾燥がひどいので、保湿性と吸湿性のバランスのいい天然繊維のウールがブレンドされたこのグローブにしました。直で肌に触れるアンダーウェアも、化繊のものが苦手なんですよ。
今のところ化繊特有のイヤなカサカサ感がないですし、薄手なのに暖かい。かといって汗がこもって蒸れることもありません」。
田中利栄
「サングラスはNYのディストリクト ヴィジョンというブランドのもので、このティアドロップ型のほかに3つほど所有して使い回しています。
世界的なメガネの名産地である福井県の鯖江市で作られていて、とても軽く、かけ心地が良いんですよ。サイズ的にも自分の頭にフィットしています。
走ってる途中にズレたり、キツくて痛みが出るようだとサングラスをしている意味が半減してしまいますから」。
いわゆるアビエータータイプのフレームは、スポーツサングラスとしては貴重な存在。サングラスは一般的にその人の顔に似合う型、似合いにくい型があると言われるけれど、その点もよく心得た元アパレルバイヤーらしいチョイスだ。
田中利栄
時間を決めずにのんびりジョグするときには音楽を聴く。
「イヤホンはオンとバング&オルフセンがコラボレーションしたモデルで、低音がそれなりに鳴ってくれるのが良い。まるでヘッドフォンをしているような聴こえ方です。ポッドキャストの声もちゃんと聞こえます」。
とまあ、いろいろ参考になるギア選びだが、最後に、自分なりのお気に入りに出合うために心がけているポイントを聞いてみた。
「そうですね、どんなギアだろうとオンラインで買えてしまう便利な世の中ですが、なるべく現物を見て購入するようにしています。
良い靴下はないかなと探しに行って見つけることもあれば、ぶらぶらしているときに偶然見かけて、店員さんに教わって出合うということもあります。
特定のブランドが気になっているのであればそのブランドのサイトを見ればいいのかもしれませんが、リアル店舗ではライバルメーカーのアイテムと比較検討しやすいですからね。その方が選び方としてしっくりくるんです」。
当たり前っちゃあ当たり前だけど、それをちゃんと実践している好奇心とフットワークの軽さが良い!
そんな田中さんが惚れたオンのシューズ&ウェア。もし少しでも気になったのなら、そのカンを大事にして一度試してみてはいかが?
田中利栄
RUNNER’S FILE 26
氏名:田中利栄 
年齢:42歳(1977年生まれ)
仕事:オン・ジャパン キーアカウントマネージャー
走る頻度:故障のため最近は週1回ほど
記録:フルマラソン3時間9分50秒(2018年、湘南国際マラソン)
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「Running Up-Date」
ランニングブームもひと昔まえ。体づくりのためと漫然と続けているランニングをアップデートすべく、ワンランク上のスタイルを持つ “人”と“モノ”をご紹介。街ランからロードレース、トレイルランまで、走ることは日常でできる冒険だ。 上に戻る
礒村真介(100miler)=取材・文 小澤達也=写真


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